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#2 ガラクタ捨てれば自分が見える

カレン キングストン

2011年ころにスペースクリアリングという言葉に出会った本。
猫にお茶をひっくり返され表紙は捨てました。

 冷え取りを始めた道筋を歩いていたら、この本と出会ったという印象。
この頃は身体に溜め込んだ冷え(身体の不調)と、毎日暮らしている時は気づかない、使わない・手入れのできていない・いつか使うかもしれない、物に囲まれて、脳みそも身体もダブルで溜め込み気質の自分に気づかず、身動きが取れない状態でした。

 この本は「ガラクタ」とは何かを理解するところから始まり、身体や魂までもきれいにする方法や、なぜガラクタが集まるのか、処分の仕方など、風水の方角や置くべきものやカラーなどの前にするべき事、今すぐにでもできる事が書かれています。
 カレンさんが言うには、「ガラクタ」はエネルギーの渋滞であり、その物からエネルギーを取り込み終えればその残骸、つまり「ガラクタ」になっているのにそのまま山積みになっている状態では気の流れが悪く、良いエネルギーも入ってこれず、またガラクタから発する悪いエネルギーも出て行けず、滞ってしまうということのようです。
 これって、身体の話とよく似ていますよね?冷え取りの話。
血行が悪い(冷え)=血流が滞った状態。
悪いもの(ガラクタ)を排泄して、良いものを体内に取り入れて循環させる事が健康ですよね。
 そしてどこも痛いわけじゃないけど、なんか調子わるいんだよね最近。
とか、自分では汚部屋と思わないけど、人は呼べないよねみたいな。
そんな不調ってありますよね。
それが、少しづつ身体に、家に、溜まっている「ガラクタ」であるという話です。

 その時わたしの中で、つながったのですね。
全部、関係なさそうなことも、地球の裏側のことも、全部私の目や耳に入ることは私のために起きている事象なんだ。って。
その時は、なんだか本気で大袈裟にそう思ったものです。

 この本は今大掃除シーズンですし、すごくやる気の沸く一冊だと思います。お掃除や片付け本は最近世に溢れていますし、ミニマリストさんも増えていますね。
 私自身はそこまでミニマリストというほどストイックではありませんが、この時期読んだ本のおかげで、物質を中心とした考え方がだいぶ変わり、収集癖は完全になくなりました。
後に読んでいく「お金」の考え方にも繋がって行きました。
 この頃、これを読んでトラック2台分のガラクタを捨てたというレビューも見たほどなので、モチベーションアップに効果的だと思います。
 夜中に読み終えたら危険です!そのまま大掃除始めたくなるのでご注意くださいね。




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