不調と活性酸素

私たちは、なぜ食べるのか?

生きるため

生きるために必要な栄養を食事から摂るわけだが、生きていながら何かしらの不調を抱えることが多い。

私が日常的に抱える不調は、肩こり・腰痛・おそらく肩・首のこりからくる頭痛、、、
栄養は足りているほうだと思っていても、風邪知らずと自信をもって言い切れる人は私も含めてなかなかいないのではないだろうか。インフルエンザにコロナ、花粉症。。。気を付けていても、もらうときは、もらってしまう。

その原因は何なのか?と考えると、栄養不足、運動不足、姿勢、ストレスなどいろいろな要因が考えられるけれど、「活性酸素」の存在が無視できないようだ。

私たちは酸素を吸って生きている。酸素は栄養を分解してエネルギーに変えるときに必要だが、これが体の中で悪さをする活性酸素に置き換わってしまうと、細胞が傷つき、傷ついた細胞がそのまま分裂して増えていく(これが癌に繋がったりもする)

子どものからだの中でも活性酸素は毎日毎日発生していて、例えば吸った酸素の2割は活性酸素に変わってしまうそうだ。
その他にも排気ガス、添加物、砂糖、睡眠不足、ストレス、紫外線、電磁波、可視光線、喫煙・・・とにかく現代社会には活性酸素を発生させる要因であふれている。

活性酸素(スーパーオキシド)を除去するためには、「酵素」が必要。
酵素の材料は、「必須アミノ酸」
酵素ドリンクなどで酵素をとっても、そのまま酵素として働くのではなく、結局は消化吸収を経て必須アミノ酸で合成される。
自分の身体の中で酵素を作り出すために、必須アミノ酸を摂るということが大切になる。

スーパーオキシドそのものは、自分の身体の中で作り出した酵素で消去することができるけれど、うまく消去できず残った場合に「ヒドロキシラジカル(OH-)」というものに変わる。
ヒドロキシラジカルはどんどん細胞を傷つけ、血管や細胞膜を脆くする。そうなると、栄養の吸収も悪くなるし、菌やウイルスにも負けやすくなってしまうのだ。手の指先、足の指先まで酸素、栄養を送ることができなくなる。
ヒドロキシラジカルを消去するにはビタミンACE、ポリフェノールをしっかりと摂る事が必要。
ビタミンACEを細胞内に取り込むには細胞膜がしっかりとしていることが大事で、そうなると細胞膜の材料である脂質の質にも意識を向けなければならない。
ビタミンA,Eは脂溶性のビタミンなので、油に溶け込んで入っていくのでそもそも油がしっかりとしていないと、入っていかない。

ヒドロキシラジカル(OH-)は水素水で中和されて水になる、という性質がある。活性酸素の除去に水素水、というのは理にかなっているのだが、その中和された水を排泄するには、ビタミンCが必要になる。(水素水さえ飲めばいい、ではなくビタミンCも一緒に摂る)

色の濃い野菜やポリフェノールを含む野菜の効用に「抗酸化作用」という文字をよく見かけるのは、こういうこと。

定期的に参加しているセミナーの先生のお話がとってもわかりやすくて、覚え書き。


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