living~未来の為にできること~171【過去を手離す時】
夏が来れば思い出す
10年前
42歳で7倍の倍率に生き残り
単身
京都の助産師学校で助産学生をしていた
夏休みを利用して
私は13センチから9センチに縮小した
子宮筋腫と共に
子宮を摘出した
そして
残すところ
正常分娩残すところあと、
三例の実習に戻った
診察日
術後の出血が止まらない と
主治医に相談
「看護師さんなんだから
何で未だに出血が止まらないかわかっているはず…」
と返答された
はい…
わかってます
助産師になるための
昼夜かまわない実習により
術後のカラダは悲鳴をあげて
涙の変わりに
血を流していた
主治医が
選択を投げかけてきた
1 自分のカラダを守るか
2 助産師になるという夢を追うか
アタマが真っ白になった
神は
私のカラダから子宮を取り
私の助産師になりたいという夢さえ奪うのか
すぐに
答えが出せる訳はなく
助産師学校は休学し
一旦
夫の待つ西宮市内に戻ったあの頃を
8月のこの時期
夏が来れば思い出す
13センチから9センチまで
縮小させることができた
リュープリンについては
138参照
なかなか
キツイ薬剤だった
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