ミニチュアの世界へ再び
横浜高島屋にて行われている「MINIATURE LIFE展 2 田中達也 見立ての世界 」に行ってきました。
先月も、日本橋高島屋で「田中達也展 みたてのくみたて」を見たばかりだったので、ちょっと悩んだのですが。
これを逃すと、次はいつにお目にかかれるか…?と思ったら、結局行ってしまいました。
はい、今月も散財決定です(笑)
展示の仕方は同じような感じ(写真と実物の立体作品、撮影OK、フォトスポットあり)でしたが、作品は全く別のもので、今回もたっぷり約170点展示されています。
よくぞアイデアが尽きないものだと、感心してしまいますが、田中氏によれば、
いや、そう言われましてもね…。
それが可能なのは、田中達也さんのひらめき力が天才的なのであって、一般人では掛け算どころか、割り算になって早々に尽きてしまい、そうはいきませんよ…と思ってしまいます。
「見立て」とは何ぞや?…ということに関しては、前回の記事と重複してしまうので、こちらをご覧いただければと思います。
今回は、シンプルに作品の紹介だけにとどめようと思います。
展示数が多いので、立体の作品をメインに撮影しました。
どうぞ、ミニチュアの世界ヘ。ごゆるりと…。
今回、私がいちばん楽しかった作品はこちらの「おスシティ」。
こちらは写真のみでしたが、気に入って撮影した作品。
こちら、写真作品では若い夫婦なのですが、立体作品では歳を重ねた夫婦になっています。
ふたりの歩んできた道のりを想像させる、よりしみじみと味わいのある作品になっていますね。
フォトスポットでは、ご夫婦で来られていた方々が写真を撮っていて、よい雰囲気でした。
年をとっても、仲良くいっしょに展覧会を楽しめるような関係って、素敵だなぁ…と思います。
今回は図録の写真が小さ過ぎて、う〜ん…という感じだったので、代わりに、こちらの本を買いました。
そこで、買わないという選択肢を選ばないのが、散財の原因なのは重々承知の上(笑)
世界の観光名所や文化などを、田中達也さん流のミニチュアで表現しています。
本物とミニチュア、両方の写真が載っているのですが、あまりに見事に見立てているので、もはや本物を見ても、アンコール・ワットはトウモロコシに見えるし、サグラダ・ファミリアは積まれたアイスのコーンに見えてきます。
英文でも書かれているので、翻訳かと思いきや、読んだら全く別の文章でした(笑)
Jeffrey S. Irish さんという方が、独自に書かれているようです。
田中達也さんの作品は、ひと捻りされたタイトルも大きな魅力だと思うのですが、英語だとごく普通に見たままのタイトルにされていることが多くて残念。
例えば、前述のサグラダ・ファミリアの作品は、日本語では「大聖堂の建築は甘くない」ですが、英語だとただの「Sagrada Familia」。
確かに、ダジャレっぽいタイトルをそのまま英訳するのは無理でしょうが。
もうちょっと、あきらめずに頑張っていただきたかったなぁ…。
この日のランチは、高島屋5階にある「トースティーズ」へ。
ほぼほぼサツマイモで、リンゴはちょっぴりでした。
美味しいけど、ちょっと口が甘々になります。
もうちょっとリンゴを増やして、甘酸っぱさを増やしてくれると、嬉しいのだけど。
トーストは、ふにゃとろ系。
私は外側がカリッ、中がふわっが好きなので、食感はちょっと残念でしたが、やわやわのフレンチトーストが好きな方には良きかと思います。
高島屋さんのサイトでは、カフェの待ち時間がわかるようになっていて便利ですよ。
「トースティーズ」は席数が多いので、わりと待たずに入れそうな印象です。
甘いものだけでなく、お食事系もありますので、腹ペコさんもご活用くださいませ。