fool's paradise
昔々、何かの本で読んだ「愚者の楽園」という言葉がとても印象に残っています。
愚者の楽園という言葉自体は現在ほぼ使われることなど無くなっているそうで、解釈も何通りかあるようです。
ちなみに面白いことに現在の日本の状況をこの使われなくなった「愚者の楽園」という言葉の解釈のひとつに当てはめて表現されている方もいるようですよ。
本来の意味はともかく、私はこの言葉の響きとその時読んだ何かの解釈がとても好きでした。
なぜならば、私はいつも何か足りない、あまり出来の良い人ではないので……
私は前向きにひたむきに楽園を目指しているならば、どのような人でも目指す楽園にたどり着ける方の意味で受け止めたいなぁなんて。
茶道を習っていてもいなくても、何かを学びたい知りたい経験してみたい、そんな方々全てに茶の湯を提供する私達でありたいのです。
ちなみにこちらがそもそもの意味らしいです。
Brewer's: Paradise of Fools
The Hindus, Mahometans, Scandinavians, and Roman Catholics have devised a place between Paradise and “Purgatory” to get rid of a theological difficulty. If there is no sin without intention, then infants and idiots cannot commit sin, and if they die cannot be consigned to the purgatory of evil-doers; but, not being believers or good-doers, they cannot be placed with the saints. The Roman Catholics place them in the Paradise of Infants and the Paradise of Fools.
Source: Dictionary of Phrase and Fable, E. Cobham Brewer, 1894
明日5月18日(土)茶の湯講座「箱や箱書きについて2」開催いたします。
お時間ございましたら是非お立ち寄りくださいませ。
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