雑感記録(12)
今日から6月が始まりました。本日から僕もクールビズになりまして、ネクタイを付けずに出勤できることを少しばかし嬉しく思います。
まあ、仕事自体に興味はないし毎日行きたくないなあとはずっと思っているのですが(笑)
誰しもモチベーションが上がらないことはあると思います。「ああ嫌だな」とか「やりたくないな」と思うことありますよね。
読書だったり、画集を眺めたり、映画を見たりしても気分が晴れないこともしばしばあったりします。
そんな時に音楽を聴くと気分が晴れること、ありますよね?……って脅迫じみた形で書くのが気が引けるんですが…。
いずれにしろ、音楽も多大なる影響を与えてくれることはあると僕は思っています。
そこで今日は「自己紹介がてらの10冊」を拝借いたしまして
「自己紹介がてらの10曲」
さあやってみましょう。
1、ZORN『かんおけ』
自分自身で思うのですが、音楽の趣味は結構ガバガバで色んなものを漁って聞いたりします。
その中でもとりわけよく聞くジャンルがHip-Hopなんですね。だからこの自己紹介がてらの10曲がHip-Hopで埋まりそうな気がして…。まあ、それはそれでいいのか。
ZORNの曲はわりと好きでよく聞きます。
好きポイントとしては
(ⅰ)狂ったまでの韻
(ⅱ)生活感あふれる等身大の歌詞
この『かんおけ』の最後のバースは非常にしびれます。聞いてもらうのが1番ですが、その部分を引用してみます。
これを初めて聞いたときは感動しましたね…。ZORNの大きな特徴である生活感あふれるリリックと狂ったような韻に心奪われてしまいます。
これは余談ですが、ZORNに改名する前にZONE THE DARKNESS名義で出している『奮エテ眠レ』も最高なのでぜひ聞いてみてください。
2、NORIKIYO『俺達の唄』
これはもう言葉が出ないですね…。最初の歌い出しが僕は凄く印象に残っているし、1番響きました。これも引用します。
ある意味でニヒリズム的な世界をどのように肯定していくのか、ということをこの僅かで表現しているような気さえします。
この曲を聴くと僕はニーチェが頭をよぎります。そういった意味でも深いなあと感じています。
これは余談ですが、NORIKIYOの『コンビニ』という曲も好きですね。これはどちらかというと皮肉が籠っていて考えさせられます。
3、キングギドラ『ジェネレーションネクスト』
映画『凶気の桜』の主題歌ですよね。知っている人は割と多いんじゃないのかな?
この曲の好きなところは「社会に対する皮肉」が多く込められていて、1つ1つの言葉を取ってみても考えさせられる点にあります。
音楽に政治性が込められてしまうと、途端に嫌悪感を抱いてしまうことが最近は多い気がします。
日本人の特性なんですかね?海外とかだと政治的なことも歌に乗せることがありますけれども…。どうなんでしょうかね?
これも少し歌詞を引用してみますね。
まあ、これは曲を全部通して聴いてもらうことで分かることがあると思いますので、ぜひ。
これは余談ですが、この曲が収録されている『平成維新』というアルバムの中に収録されている『真実の爆弾』も非常にいいですのでオススメです。
4、Libro『ある種たとえば』
これは初めて聞いたときにゆったり流れるものもあるんだなと感銘を受けたものでした。
この作品に関してはこのPVと一緒に聞くことで情景が鮮明に思い浮かびます。
小林勝行さんの歌い方も非常に優しくて聞いていて心地がいいのでオススメの1曲です。
これは余談ですが、Libroはこの曲ではトラックメイカーとして活躍していますが、Libroのラップも聞きやすくて好きです。
5、MOROHA『革命』
人生で初めて行ったライブがMOROHAのライブでした。それも込みで思い出のある曲です。
かなり有名なので、紹介するのも大変烏滸がましいと思っていますが、これはいつも勇気づけてくれる曲の1つです。
これだけでも相当強烈なバースだと思います。僕は個人的にこれらの言葉に救われる場面が沢山ありました。
真に感動するとはこのことだろうといつも聴いて気づかされます。
これは余談ですが、MOROHAはメッセージ性が強いので適宜休憩を挟みながらでないと聴けない作品が多いです(笑)
6、Nujabes『Luv (Sic) Part3』
一時期、ローファイヒップホップなるジャンルが流行っていました。というか今も流行っているのかな?
その代表的なのがNujabesですね。
たまたまYouTubeでディグっていたら見つけたんですよね。初めて聞いたときに「うわ、きれい~」って思いました。
結構これも有名なので、特段何か説明することも実はないんですが…(笑)
ぜひ聴いてみてください。
これは余談ですが、このLuv(Sic)シリーズが確か6か7まであった気がします。どれもいい曲なのでおすすめです。
7、志人『満月』
ZORNが表の世界での韻を踏むスペシャリストだとしたら、志人は裏の世界での韻を踏むスペシャリストだと思います。
独特な語りで、「この人の歌は歌なの?」と不思議に感じます。そこがまたいいところで、どこか空間を漂っている感覚になります。
聴いていてすごく気持ちがいいんですよね。しかし、実際によく聞いてみると韻がやたらめったら踏まれている。
技術的にもすごいけど、歌詞も深い。じっくり聴いてみることを非常におすすめします。
これは余談ですが、志人と言えばこれ!という曲があります。聴いてみてください。
8、アナログフィッシュ『Nightfever』
さあ、ここからHip-Hopを離れて、ロックに行ってみようかなと思います。
アナログフィッシュは友人のススメで聴くようになりました。バンドをやっている友人が「これ最高だから聴いてみ」と言われたのがキッカケ。
確かサビのところは松尾レミさんが歌ってるんだったかな?
これは余談ですが、もう1つオススメされてそれも耳にタコが出来るぐらいに聴いています。
9、Stromae『Papaoutai』
僕は全くフランス語分からないんですけど、なんかいいなあって思ったんですね(笑)
これがまた不思議なんですけど、外国語の曲って歌詞も曲の一種だと感じちゃうんですよね。
つまり、言語として捉えるというより音楽の、曲を構成する音として認識してしまうんですよね。
何語で歌っているということを頭で理解していても、実際に体験するとその言語も言語ではなくて音という要素になるんですよね。
それがフランス語だとより強く感じるんですね。ある意味そこが言語の面白さだと思うんですね。
これは余談ですが、最近フランスのHip-Hopにもちょっと手を出していてオススメなのでぜひ。
10、Actless『ナイトクルーザー』
これ宣伝みたいになっちゃうんですが、実はこれ僕の友人の曲なんですが最高に好きなんです。
僕の雑感記録でも何回も登場している友人の作品です。
こういう場で褒める?というのも友人に対して気が引けますし、こっちとしても恥ずかしいところがあるのですが、いいものはいい。
どこか暗い雰囲気ではあるんですが、勇気づけてくれる歌詞を提供してくれます。
これは余談ですが、この曲もいいのでぜひ。
以上、「自己紹介がてらの10曲」でした。
いやあ、趣味全開…なのかな?
みなさんのおすすめの曲教えてください。
よしなに。