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発達障害者を苦しめる男らしさ女らしさの呪縛について
発達障害の人を苦しめるもののひとつに、男らしさ女らしさの呪縛というものがあります。
男は男らしさ、女は女らしさについて悩んでいるでしょう。
男に求められるものは、タフさや能力、でしょう。
女性に求められるのは、傾聴能力、共感能力、気配り、愛嬌、細やかさ、マルチタスク能力でしょう。
ですが、発達障害のある人の多くは、は二次障害も相成り、男らしく女らしくするのが苦痛でしょう。
特に昔は、男らしさ女らしさを求められる機会が多かったように思います。
恋愛市場においては、それらで苦しむ当事者が多いように思います。
社会に出ると、より苦しむ事でしょう。
私はいつも自分中心になってしまいますし、他者への配慮に欠けてしまいがちです。
愛想笑いも苦手です。
私は、いつも自分中心ばかりではなく、他者の立場に立って寄り添いたい、優しくなりたい、女らしい細やかさを得たい、マルチタスクができるようになりたい、愛嬌良くなりたいと頑張ってきました。
昔は、そういう女性らしさを求められる仕事をしてきました。
ですが、それを心がけるほど、脳に負荷がかかってしまいました。
他の女性達のようには出来ない、女らしさについて言われる事に対して、ストレスを抱えるようになりました。
男性は、社会に出ると、能力やタフさについて苦労してしまうでしょう。
発達障害を抱える人には、非正規雇用や作業所に通っている人、無職や引きこもりが少なくはありません。低所得者や運転が苦手な人、経済的に車やバイクを所有出来ない人だって少なくはないでしょう。
周りと比べて、自分はどうしてこうなれないのだろう。ダメなんだろう…と、劣等感で苦しむ発達障害の人が多いと思います。
男らしさ、女らしさを意識すればするほど疲れてしまう…
自分は、中性になれたらどんなに良いかと悩んでいる人も多いことでしょう。
まだまだ日本は、男らしさ女らしさについて悩む人が多いと思うので、自由に自分らしく生きれればどんなに楽なのかと、思います。