ASDが正義感が強いと言われる理由について、当事者目線で考える。
ASDの人は、正義かが強いと言われています。
ASDの当事者は、過去に虐めに逢いやすいとも言いますし、二次障害を併発した人が少なくはないでしょう。
そのため、いじめのニュースや陰湿な嫌がらせや自殺に胸を痛みやすいと思います。
更に、PTSDが発動し益々胸を痛めることも少なくはないと思います。
正義感が強いと言われている理由に、ASDの特性も絡んできます。
ASDの人は「べき思考」「白黒思考」「完璧主義」「自他境界の曖昧さ」「感覚や想像力のズレ」が絡んできそうです。
例えば、誰にでもあるような、ちょっとした誤魔化しでも「許せない!」と、思ったり、「やめるべきだ」などと、真面目に固執してしまうこともあるかと思います。
大抵の人が、グレーで自他境界がハッキリしており、やらかしてしまった当事者の立場について考えることが、ASDには難しいことも少なくはないでしょう。
「まあ、許してあげなよ…」が、出来ないのかな?と、思います。
異なる感覚や感覚のズレから、そうさせてる場合もあります。違った感じ方や見方から、周りと異なる視点が多い、感覚過敏、物怖じしない傾向なのも一因だと思います。
そして、過去のトラウマからそれが相成って正義感を強くさせているのだと思われます。
オーストラリアの某環境活動家の女性も、ASDがあると言われています。
彼女も善悪に敏感であり、正義感が強い傾向にあると思われます。
ASDの当事者は、自分が過去に苦しんできた分、弱者に対してとても優しい心を持っていると思います。
不器用さが、行き過ぎた正義感を生んでしまう場合もあると思います。
それは、テリトリーにづかづか入ることもあると思いますし、お節介などと、返って迷惑がられることにも繋がるのでは無いか?と、思います。
私も異なる視点を想像出来るように、そして柔軟に物事を考えて生きたいと思います。
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