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ASDや精神障害の女性を悩ます、女子のグループ行動について
女性は、太古の昔からコミニケーションを取りながら互いに協力し合いながら作業をしていきました。
その名残として、多くの女性はコミニケーション能力に長け、共感能力や他者への関心を持つようになりました。
女子のグループ活動には様々な理由があるそうです。仲間と一緒に楽しく過ごしたいからだったり、一緒に話したり相談したりする場が欲しいからだったり、可愛い服やメイクの情報を共有したりするためだったりします。みんなで協力して仲良くするのが好きなのかもしれないです。
また、恋バナや悩み相談、愚痴の共有などが少なくはないでしょう。
女性は、チームワークを大事に、人との協調性を大事にしていきました。
ですが、その女性特有のグループ行動や仲間意識についていけない女性だっています。
内向的な女性は、本当はひとりが楽なのに無理して人の輪に入ったり、社向に振る舞い疲れ果てて居るかもしれません。
ASDや精神障害の女性は、障害特性からコミニケーションやグループ行動が辛い人が少なくはないでしょう。
多くの当事者は、愛想良く明るく振舞ったり、テンポの良い話についていったり、興味無い話を聞いたり、気持ちを汲み取り共感し合ったり社交するのに脳が疲弊していると思います。
私は女子高女子大出身です。高校の時は早くにグループが形成されてしまい1人ぽつんと取り残されてしまいました。ゆっくり仲良くなっていきたいのに、早くに仲良しグループが出来上がってしまったのです。
話す勇気も出ず、でも1人の時間も必要だという苦しみに襲われました。
自分も周りのようにグループの中に居て社交になれたらと思っていましたが、ずっと一人でした。
大学の頃は、グループに入ることが出来ましたが、苦痛な部分がありました。
楽しかったですが、脳が疲弊してしまいました。
今思えば、気を遣い社交に振る舞い擬態するのに疲れていたのでしょう。
そして、私はしばらくしてそのグループを離れる事にしました。
自分だけ、輪から外れてしまったのは悔しかったですが、脳がSOSを上げていました。
バイトの時もそうでしたが、グループに馴染めませんでした。
今まで、コミニケーションに苦労してきましたし社向になり輪に入りコミニケーションで盛り上がるのも大変でした。
今でも、どうして自分は他の女性のように気軽にコミニケーション取ったり社向に振る舞えないのだろう?と、頭を悩ませています。
ASDや2次障害のある自分としては、コミニケーション能力を身につけグループ行動するのは、とても苦痛であります。
内向的な女性達、特に精神障害やASDの女性の中には、無理して自分を偽りグループに溶け込みコミニケーションを取って疲弊している人が少なくは無いかもしれません。
一人でいると浮いてしまう…かといって、社向するのはしんどい…そんな苦しみがついてま回ります。