ADHDは何故眠れないのか?心理機能から考察してみる。
ADHDの人の多くが、夜中々寝付けないことで悩んでます。
多くの当事者が、医師から処方してもらった眠剤で寝ているかと思います。
何故、眠りにつけないかというと、脳内多動 言わば外向的直感が原因なのではないか?と、思います。
ADHDの6割が、外向的直感型だと言われています。
外向的直感を使っていると、私は心が満たされ脳が興奮状態になります。ワクワクが止まらなくなってしまいます。
物思いにふけったり、意識が時空とトリップしてしまいます。
脳内マジカルバナナであり、連想ゲームが辞められなくなってしまいます。
好奇心旺盛であり、新しい情報があると飛び込んでしまいます。次々と思いついたことが気になっていまい、スマホのネットサーフィンに繋がって永遠に辞められなくなってしまう原因にもなります。
外向的直感は自分の中で優先的に使っている心理機能だから、脳が満たされ辞められなくなってしまいます。
その為、床に就くときでも脳内が忙しなく活動してしまいます。考え事が、次々と映像として脳内を駆け巡ります。そして、脳が興奮状態になってしまいます。
それらの要因が、不眠の原因になってしまいます。
大抵の人は、寝る時は寝ることに意識を向けるのに対して、ADHDの脳はそれが難しくあります。
寝なきゃいけない時刻で、脳内にドーパミンやノルアドレナリンが活性化しているような状態です。それ故に、セロトニンやメラトニンと言ったリラックスや睡眠を促すホルモンが後ろ倒しになってしまうと考えられます。
因みに、ADHDの人は普通の人よりメラトニンが一時間半ほど遅く発生するそうです。
そんな私も、眠剤がないと中々眠れません。
社会に出て仕事をしている以上は、何がなんでも決められた時間に寝なきゃなりません。
ですが、ADHDの人は、どんなに寝る前でも考え事をしないことが難しくあるので、眠剤の力で強制的に眠りに就く以外にないでしょう。