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ローマ帝国の壮大なドラマ映画「グラディエーター」
こんばんは。ムララボです。
これまた古い映画で恐縮です。今週、あるニュースの見出しが飛び込んできて、興奮気味に本文から動画を探しました。
それは、「グラディエーター」の続編が、準備されているというニュースです。かっこいいじゃん、このビジュアルも…。いまから興奮状態です。
さて、本編のレビューを振り返りたいと思います。
映画「グラディエーター」は、ローマ帝国時代を舞台にした壮大な歴史ドラマです。監督はリドリー・スコット。主要キャストにはラッセル・クロウやホアキン・フェニックスがいます。2000年に公開され、アカデミー賞で作品賞や主演男優賞などを受賞しました。今から20年以上前の映画だったんですね。今でも劇場で震えたあの興奮は忘れられません。
どん底に落ちたヒーローの復活劇に大興奮
ラッセル・クロウが演じる主人公マキシマスは、ローマ帝国の将軍であり王と戦士たちに慕われる歴戦の勇者で、そして家族思いの父親であり夫。
完璧なヒーローなわけです。
しかし、とんでもない裏切りに遭って、名もない奴隷として売られてしまううマキシマス。この憤慨と興奮の展開はまさに映画のダイナミズム。
守るべきものは、何もなくなってしまうマキシマスは、やがて復讐のためにグラディエーターとして名を上げていく物語です。
ジリジリと宿敵ににじりより、やがて、最後のコロッセオでの大規模な戦闘シーンへ続いていきます。あっと驚く展開もあり最後まで目が離せません。
ストーリーに登場する人物たちはそれぞれ深い背景を持っています。単純なヒーローものではないところも見どころの一つ。
特に、ホアキン・フェニックスが演じるコモドゥスの屈折したキャラクターが物語に深みを与えています。この人、屈折した人物が巧い。
コモドゥスの野心と嫉妬、そしてマキシマスとの対立は物語の中心です。これまた大興奮のストーリー展開があるんです。
大興奮のバトルシーン
特に印象的なシーンは、コロッセオでの戦闘シーンです。迫力満点のアクションと巧みなカメラワークに圧倒されます。音響効果やBGMも素晴らしく、ハンス・ジマーの音楽が作品の雰囲気を一層引き立てています。音楽が流れる瞬間に感情が高まること間違いなしです!
編集や演出も巧妙で、リドリー・スコットの手腕が光ります。特に、フラッシュバックの使い方が効果的で、マキシマスの過去と現在をつなげる手法が見事です。
ストイックでめちゃ強いマキシマス
「グラディエーター」は、感動と興奮が詰まった壮大な歴史ドラマです。ラッセル・クロウの演技は圧巻で、彼の強さと弱さを見事に表現しています。
この映画には、自分が小さいころに憧れていたヒーロー像があります。
マキシマスは強くて正義感があり、困難に立ち向かう姿はまさに理想のヒーローです。そんでもって欲がなくストイック。
これはね、昔のヒーロー像です。
そんな彼の姿に、子供のころの夢や憧れを思い出し、これまた大興奮。
歴史ドラマに詳しくはありませんので、真偽のほどはともかく、壮大なスケールの物語と迫力ある戦闘シーンに興奮すること間違いなしです。家族の絆や復讐のテーマに共感できる人にもぜひ見てほしい作品です。
それと最後になってしまいましたが、偉大なる映画音楽作家ハンス・ジマーのサウンドトラックもお聴き逃しなく!
映画「グラディエーター」はこちらからご覧ください。