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山は呼んでいるか。じいさんはキレているか。な話し。



閲覧ありがとうございます。


今日は、うちの母が、お友達から山登りに誘われたときのコレアレを書いておこうと思います。


わたしは、日頃、読ませていただいているnoterさんの記事から「山登り」は、下にいる時点から始まり、自分の体の面倒は自分で見なくてはならない。
そういう諸々の厳しいテストをパスした者だけが、頂上で珈琲を飲んだり、ヤッホーできたりするものなんだなと「知って」います。


「お友達は、単独で登山を何回もしてるから、大丈夫だよ」

と、母は言ってましたが、お友達は大丈夫でも、
母には、「どうしても!山に登るんだ!」という熱い情熱もない、富士山登山の外国人みたいな軽さなんで、、



富士山人気



「靴とか、から、山に適した物じゃないと、すぐにギブアップになるらしいよ。お母さんは体力作りもしてないじゃん。怪我でもしたら、大変だから、行くのやめなよ」

裸足で大丈夫なのはハイジくらいであろうと思いながら、きつく言いました。



私はのび太タイプ


父からも、慣れないことはしない方がいいし、
誘われたノリならば、余計、危ないから、行くならば、小学生が遠足に行くくらいの低山にしてくださいね。と、言われてましたが、


「筋トレして!ランニングして体力付けて!アマゾンで酸素も買ってから行きますから!」

チョモランマ登るんかい的な勢いで言い返して
きましたが、結局、天気予報で、荒天がわかり、
山には、行かないままになりました。

山から嫌われた。または、ご縁がなかったのだなと
思います。山好きの方々は、「そこに山があるから」、「山が呼んでいる」とか、言ってるのを聞きますが、誰でもwelcomeでは無いだろうし、
「呼んでないのに、登ってくる」状態なんだろなと
思います。


「登山」で、思いだしましたが、私が学生の頃、
ホテルでバイトしていて、同じ飲食部に、山男さんがいました。本業というか生きる道が山登りで、バイトは、登山の為の資金作りのようでした。


「一度家に帰ったら電車に間に合わないから!」とか言って、でっかい荷物リュックを背負い、出動してきた時もありました。その人は、地上にいる時も
常に山に本体がいるみたいな人で、わたし達には
イミフな山用語をよく言ってました。


休憩室じゃない場所でちょっと座るを

「ビバークしょっかな!」

M&Mなど、チョコを皆で回していたら

「おっ!行動食か!」

「山から降りてこいよ」と、言いたくなりますが、
面倒くさかったので、私たちバイト仲間は、あまり深掘りはしませんでした。年も、だいぶ上の人だったので、遠巻きにしていたと思います。


その山男さんは、冬のある日、シフトが入っているのに、出勤してこないので、結婚披露パーティーとか、いろいろ予約が入ってて、青筋が入っていた
飲食チーフが、「連絡が取れなかった!」と、一息ついた時、言ってました。

その日を最後に、山男さんは、バイト先では
お見かけしませんでしたが、後で聞いた話しでは、
山の悪天候により下山が大幅に遅れたのと、体調の不良で、現地入院していたのが理由だとわかりました。

「遭難とかじゃなくて良かったね」

バイト仲間と、一瞬、話しましたが、その時以降、
山男さんの話題は、出ることは無かったと思います。

私たちの間の中だけの範囲では、山男さんは遭難されたのだと
思います。「どこにいるかわからない人」に
なった瞬間だと思います。


山にいつも住んでいない人間が、山に入るのは、
山にお邪魔するということで、
山に住んでいる皆さんにとっては、マジで「邪魔」か、「脅威」なのだと思います。


山での出会いと言えば、、




こんな猪に勝負を挑まれたり、

もしくは、




お嬢さん~♪お待ちなさぃ~♪


ちょっと~おとしもの~♪

とか、言いながら、熊が出てきても、いっしょにラララ~ラララララぁ~♪
とは歌ってくれないでしょう。


わたしも、いつか、「山に登ってみたい」と、
思う日が来るかもしれません。
しれませんが、今は、「登山」noteをじろじろと
読むだけで、満足してます。


ばあちゃんが良く、山で遭難したニュースなどを
車内ラジオで聞いたとき

「山に行ったら、ゴミ捨ても悪いけど、命を
捨てるのが、一番悪い」

と、よく言ってたのを思いだします。


と、ここで、全然違う話しなんですけれど、

前に、コメントやり取りさせていただいている
クリエイターさんと
「じいさんはよくキレるよね」という
話しをしたことがあって、


この前、スーパーのセルフレジにいたとき、


「おぃ!!後ろに立つな!!」

と、見守り店員さんに、ゴルゴ13みたいなことを
叫んでいたじいさんがいました。

「気が散る!!」

(気が散る。。)

店員さんは、斜めうしろくらいに立っていて、
じいさんを特に注視していたわけではないのですが、じいさんは上がり性なのかなとも、思ったの
ですが、あんな怒鳴る度胸があるから、小心者では
ないでしょう。


「お箸をお付けしますか」

「箸が無くて、何で食べろというのか!」

とか、

「たくさん買ったんだから、袋くらい、一円くらい
負けろ!!」

とか、キレキレなじいさんは全国で見受けられる
みたいです。



ひっ!


山の天気と同じで、じいさんの気分も、一瞬先には
ガラリと変わるのかもしれません。うん。

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