「学び」のリズムの掴み方
社会人を経てから大学院に入り、論文を読んだり書いたり、様々な所へ視察へ行く中で、「学び」のリズムを掴むことに困難を抱えていた一年でした。
学生的に言えば、「やる気がでない…。」「忙しくてぜったいムリ」という状態です。
学生のときは、平日5時間、休日12時間を平気で勉強に費やすこともあれば、全くやる気が起きなくて3日くらいベッドの上から動かずに過ごす時もあり、相当、やる気に波のある学生でした。
最近、ようやく怠惰な生活を過ぎ、「学びのリズム」を掴んできた為、その記録にnoteを書こうと思った所存です。やる気の出し方に関する論文は散見されますが、今回はナマケモノの私、個人の独断と偏見に基づきます。
なお「学び」の定義について、
①今すぐやらなければいけないこと
②長期的にやらなければならないこと
③やらなくても良いけど、自分の為にやった方がよいこと
などあると思いますが、今回は特に②③にフォーカスをしています。
ポイント① とりあえず体を起こす。動かす。
まず、第一の関門です。
午前中に予定があり、動かざるを得ない場合は別だと思いますが、予定がない時に動くことほど難しいと感じています。ついつい色んな理由を付けて、「あと5分…、あと動画1本…、気付けば昼…。」です。
そこで、まずは頑張って体を起こすことが一番。
この後、すぐに次のステップに進むことがポイントです。(個人的に)
ポイント② 水を飲む or 着替える or ご飯を食べる。
身体を起せたら、すぐに次の行動に移ります。これは、布団の強大な誘惑に打ち勝つためです。油断すると、すぐに布団に取り込まれてしまいます。
まるで、「春は暁を覚えず・・・」から始まる中学で学ぶ漢詩 孟浩然「春暁」のように。あの、ぬくぬくとした漢詩が私は大好きです。
そのためにも、何かルーティンか、次の行動をムリにでも行うということで、次のやる気を誘発していきます。
ここが出来たら、あともう一息。しかし、油断してはいけません。
ポイント③ 外に出られるような恰好に準備する。
ここで油断すると、次に襲い来る誘惑は、「ご飯食べたし、ちょっと休憩~♪」です。ついついテレビ、漫画、スマホに手が伸びます。ここで誘惑に取り込まれると、数時間を棒に振る危険性を秘めています。
今は随分有名になり、表紙を見たことがある人も多いと思いますが、スウェーデンの医学者アンデッシュ・ハンセンさんの著書「スマホ脳」を読むと、人類学や医学的な視点から、どうしてスマホ中毒になるのかが理論的に説明されており、手元のスマホが怖くなります。人類の進化よりもスマホ・IT技術の進展が早すぎ、脳が対処しきれていないという現状から始まります。
そうは分かっていても止められないことがオソロシイ…。
さて、そんな危険を防ぐために、何も予定が無くてもすぐに出かけられるような格好に着替えることは有効です。
これは、次の行動につなげやすく、かつスマホや布団の誘惑をより一歩、遠ざけることができます。
ここまで来れば、、、いや、まだまだです。
ポイント④ 外に出る or 机に座る。
ここでは、個人的には「外に出る」を推奨したいと考えています。
理由は、先述した誘惑をより断ち切る為です。
思い切って、外に出て市立の図書館やカフェなど、どこか集中して「学び」に取り組める場所に行ってしまうことが、やる気発揮の近道だと思います。
その場所にはきっと、既にやる気を発揮して「学び」に取り組む人たちの姿もあり、自分への良い動機付けにもなるでしょうから。
あと本当に一歩!!!油断すると、臥竜点睛を欠くことに。
ポイント⑤ 終わったらやりたいことを考え、やる!!!
ここで最後ですが、ナマケモノ私が陥りやすいことが、ちょっとスマホ確認…、ちょっとネットサーフィン、noteでも書こうかな…(今もですが)です。
後は「学び」に向かうだけ!という状況でも、やはりメディアの力は強く、気を抜くと、すぐに取り込まれます。その為、すぐに本題に取り組むということが大切です。また、その際に、自分の好きな事を後にやろうと考えて取り組むと、張り合いも出て、より取り組みやすくなります。
音楽を聴きながら、ということが良い人もいるかもしれませんね。
私は落語が好きなので、時々聞きながら、という時もあります。個人的なオススメは、講談社の社名の由来にもなっている「講談」師 神田伯山さんの歌舞伎役者のサクセスストーリー「中村仲蔵」です。少し長いですが、喋りだけで、この臨場感、描写力、感動はスバラシイものがあります。
特に20:00頃からの表現は百見の価値有りです。ぜひ。
…これを薦めると、「学び」が遠のいてしまいますね(笑)
ですが、一度取り組むと「学び」は不思議と継続して、気付くと時間は経っていますね。あとは、適宜休憩しながら、一緒に頑張りましょう。
あ、休憩には是非、下の動画を見ることをオススメします。少し長い休憩になってしまいますが。(笑)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?