見出し画像

子どものころ高級品だったハリボーのグミ

私はお菓子のなかではグミが好きです。

スーパーには、果汁グミ、ピュレグミ、フェットチーネグミ、ポイフルなど、国内メーカーが作る魅力的なグミがたくさんあります。

そのグミコーナーの一角にハリボーのグミはあります。

ハリボーのグミはドイツのメーカーが作るグミで、国内メーカーのグミと比べると固くて噛みごたえがあります。私はこの『固さ』が好きです。

そして、よく見かけるのはゴールドベアというカラフルなクマの形をしたグミだと思います。

私が子どものころ、このハリボーのグミは高級品でした。

当時、国内メーカーのグミの相場が概ね税込100円前後であったところ、ハリボーのグミは税込で200円近かった記憶があります。

子どもの私にとって、1袋で200円するグミはとても敷居が高くて、めったに買うことができませんでした。

そのため、自分にとってハリボーのグミは特別なグミであり、頑張った自分へのご褒美として時々奮発して買うなど特別な一品としてグミを認識していたと思います。

ところが今、近所のスーパーに行ってみると、かつては倍近い値段だったハリボーのグミが、税込150円前後で売られています。その一方、国内メーカーのグミは税込130円から180円の価格帯で売られているものが多く、値段が逆転しはじめています。

逆転しはじめた理由は、いくつかあるのだと思います。

昨今の物価高騰や円安に起因する製造コストの増加とそれに伴う価格への転嫁

日本とEUの間で発効した経済連携協定による関税の段階的な引き下げ

などなど。

理由はともかく、ハリボーのグミが国内メーカーのグミよりも求めやすくなっている。

こんな時代がくるとは。。。

私個人としては、これまで特別な一品であった扱いを変えたくはないので、求めやすくなってしまったハリボーのグミであっても、これまで通り自分にとっての『高級品』として、頑張った自分へのご褒美に使う。そんな付き合い方を続けたいと思います。

今回ギャラリーからお借りしたのはふうちゃんさんの作品です。お借りいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?