見出し画像

歳を重ねてから改めて『ハウルの動く城』を見て気付いたこと

先日、久しぶりに宮崎駿監督の作品『ハウルの動く城』を見ました。

この映画が初めて公開されたのは2004年で、私はその時に一度見ているのですが、その際は、ソフィーにかけられた呪いの内容、つまりソフィーの容姿が変化する理由についてあまり理解ができませんでした。

今回改めて映画を見た後、数ある映画の解説サイトを拝見すると、ソフィーの容姿の変化は、『自己肯定感』を表すといったものや『自信などの精神状態』を表すといった解説に出会いました。

映画公開時に高校生だった私が仮にこの解説をみても、なかなか理解が及ばなかった気がします。ですが、

歳を重ねた私がこの解説を見ますと『自分の気持ちの変化が顔に出る』ということがなんとなく理解できるなあと感じました。

映画のように極端な形では表れないと思いますが、確かに自分の精神状態が安定している時と少し乱れている時とでは、顔の印象、佇まいが違って見えると思います。

これは、イライラしている人には話しかけづらかったり、逆にニコニコしている人には話しかけやすかったり、自信がないと気弱そうな雰囲気になったり、自信があると若く強く見えたりといったことと同じなんだろうなあと、勝手に納得したところです。

自分の内面が顔や佇まい、雰囲気に出てしまう。

そして、それが人に与える影響は、きっと自分が思っているよりも大きい。

映画を見て、そんな気づきを勝手に得ました。

私個人は人からどう見られるかは、あまり気にならない人間ではあります。

ただ、映画の中でソフィーがサリマン先生に意見する場面があり、そこで、どんどん容姿が若返っていくシーンが個人的に素敵だと感じました。

私の場合、『人にどう見られるか』が強い動機付けにはならないので、個人的に大好きなこの素敵なシーンのように自分も振る舞いたいという自分のいわば『推し』を動機付けにして、なるべく若々しく素敵な雰囲気でいられるように心掛けたいと感じました。

今回ギャラリーからお借りしたのは、大好きなHOHOさんの作品です。お借りいたします。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?