端午の節句 ミニチュアの兜飾り
ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
紹介した作品は販売します。気軽にお問い合わせください。
端午の節句は桃の節句ほど華やかではありませんが、男の子にとっては大切な行事です。
今日はミニチュアの兜をご紹介。
このサイズのものは見かけたことがありません。
兜本体は粘土です。
前立てだけはプラスチックを切り、ゴールドに塗ってあります。
市販のお弁当などの蓋の部分を使います。
吹返の下部分は刺繍糸を使っています。粘土に穴をあけて糸を通してあります。
兜は鎧櫃に載せてあります。鎧櫃は木で作りました。
兜の下にはモスグリーンの布を敷きました。この布は一つ一つ違うものにしています。資料を参考に、オリジナルです。
もちろん兜もオリジナルです。
刀と弓は太い農業用のワイヤーを使っています。ちょうどいい太さで柔らかいので、作りやすかったです。黒く塗りました。
刀は上の部分は金色の紙をかぶせています。その下には金色の刺繍糸で2段の模様。一番下部分にも金色の刺繍糸を巻いてあります。鍔は粘土。飾り紐は刺繍糸です。
弓は上下とも金色の刺繍糸で飾ってあります。張った弓蔓も金色の刺繍糸。
丸い金色のものは粘土で真ん中に紫色の刺繍糸を通して結んであります。
矢は竹を細く削いだもの。鏃は金色の紙。羽根は和紙に細かい切れ目を入れて作ってあります。
まず、何を使って作ろうかというところから制作が始まります。
粘土、プラスチックの弁当の蓋、刺繍糸、竹、ワイヤー、バルサ材という木材。
納得のいく材料を決めてから、フォルムを作っていきます。
箱は兜にジャストサイズの桐の箱を同級生の木工作家に作ってもらっています。
ミニチュアちさと工房
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