春のような温かさがいつもある学校に… 君の夢を全力で応援するよ 〜心の宝物277
🌷折り紙のプレゼント
山に囲まれた小さな学校
冬休みが迫る12月のある日、2年生が、学級活動の時間に「なかよし祭り」を実施しました。時間をかけて、様々なブースを工夫し、他学年を招待し、接待するという学習でした。
精一杯の工夫や懸命さが伝わるしつらえに、心から応えるように、どの学年も、2年生と共に楽しみました。
5年生の彼女も、もちろんその一人でした。2年生の思いを汲み、共に楽しみました。そうして、翌日、2年生の一人一人に対して、その子から受けた温もりや、企画に対する心からの感謝をしたためた折り紙を贈りました。
🌷君の夢を全力で応援するよ
このエピソードのように、彼女は、何事にも真摯に取り組む人でした。そうした方がよいという方向の、その範疇の最善を妥協なく突き詰め、実行する。穏やかで優しい表情の内に、そんな一途な強靭さを秘めていました。
翌年の卒業の頃、彼女の将来の夢が、小学校の先生になることだと知りました。
彼女の真っ正直な一途さは、きっとどこかで壁にあたることでしょう。周囲からの反応と、自分のイメージとの間の距離や温度差に、戸惑いや痛みを感じることもあるでしょう。
心の限界を超えない範囲で、そういう経験も重ねてほしいと願っていました。
その経験を通じて、世の中には、現実には、そういうこともあるのだと、だから時には、迷わず自分の花を閉じることも、前向きな生き方の一つなのだと、痛みの経験を語ることのできる先生に、あなたはきっとなるだろう。
そう確信している。
だから、今も、この先も、君の夢を、全力で応援するよ。
かけがえのないあなたへ
素敵なきらめきをありがとう
出会ってくれてありがとう
生まれてきてくれてありがとう
どうか、ありのままで
どうか、幸せで
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