【指導教諭が学んだ】意外とできてない!言葉の使い方。【書籍紹介】
この本を読んで、今まで考えたこともなかったことに気付かされてました。
この本は、シリーズ化されていて、どれも素敵なお話がたくさん載っています。
ぜひ、一読してほしいです。
感銘を受けた話
私が感銘を受けた話の中に、正しい言葉の使い方の話があります。
みなさんは、次の言葉をどう思いますか。
・「野菜作り」が好き。
・「子作り」を始めた。
※よく聞く言葉ではないでしょうか。
ただ、野菜を作るとか子作りなど、「作る」というのは、物事を思い通りにしようとしている気持ちが入っている言い方ではないか。というのです。自分の思い通りに物事を運ぼうとしていると。
読んでいてドキッとしました。
正しくは、
・「野菜を育てる」のが好きだ。
・「子どもを授かった。」
だそうです。
確かに、これだとニュアンスがかなり違ってきます。野菜は作るものではなく、育てるもの。子どもが作るものではなく、授かるもの。
似たような話で…【あいさつ編】
あいさつに関するものですが、
よく学校でも、
あいさつをしましょう!と声をかけることがあります。
あいさつをすることに重きを置いた言い方です。
よく学校では、先にあいさつをしよう!!と呼びかけることがあります。
これが週の目標になることもあります。
でも正しくは、
あいさつは交わすものなのです。
だから、お互いにあいさつを交わしましょう。と声をかけたいものです。
似たような話で…【拍手編】
拍手をしましょう。とか
拍手をお願いします!などとよく聞きますが、
正確には、
拍手は送るものなのです。
だから、
拍手を送りましょう。と声をかけたいものです。
余談ですが…
この本の中に
「若い」には、限界があるが
「若々しい」には、限界はない。
挑戦すべきことをもっていたり、誰かの役に立っているという認識がある限り、人は老いることを忘れてしまうのではないか。
というようなことが書かれています。
私も、「若々しく」ありたいと思い、noteの投稿に取り組んでいます。