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身近な人に伝えるとしても。いや、身近な人だからこそ!

私は、小学校で指導教諭をしています。

教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信
しています。


コミュニケーションの大切さ

「お互いに何をどうしてほしいか」が具体的に伝わるように、相手に話さなればいけません。
コツは、「意見」と「理由」をワンセットにすることです。

(中略)
「み:見たこと(客観的な事実・理由)」
「かん:感じたこと(主観・意見)」
「て:提案」
「どう:どう思いますか?と相手を尊重」の
みかんてどう?」と覚えましょう。

(中略)

・タイトル:お願いがあるの
・気遣いの言葉・ゆうくん、楽しく遊んでいるところ、悪いんだけど
・み:テーブルの上に色鉛筆がたくさん出ているね
・かん:もうすぐご飯ができるんだけど、このままだとお皿が並べられないから
・て+どう:今、片づけてもらえると助かるんだけど、どうかしら?

伝え方のスキルは、社会で他者と協働するためにも必要なものです。親子間であっても「意見」と「理由」をひとつながりにした文章で、丁寧に伝えるように心がけましょう。

誤解だらけの子育てより一部抜粋


「意見」と「理由」と「お願い」

上の文を読むと、難しく感じますが、

結局は、
やってほしいことや
手伝ってほしいことに対して

理由をつけてお願いするといいって話です。

これって普段から普通にやっている人が多いのではないでしょうか。

これがわざわざ本に書いてあるということは、
人は、心の距離が近くなってくると、
ぞんざいな言い方になってくるということもかしません。

我が家で、もし食事前に同じ場面になったら

今、熱中しているところ悪いけど、
あと10分後ぐらいにはご飯ができるから、
机の上の片づけをお願いしてもいい?

と言いそうです。

言い方は違うけど、きちんと伝わるのではないかと思っています。

また、机の上で作業していない子に対しては、

もうすぐご飯だから、
ご飯を運ぶのか
ご飯を茶碗につぐか、お願いしたいんだけど、
どっちができそう?

と言うと思います。

少なくとも、家庭での食事に関しては、
お手伝いという感覚より、
役割分担という感覚があります。

して当たり前。だから、分担内容はお願いしますが、仕事ありきで話しかけるような気がしました。

最後に…

相手に伝わっているかを確かめながら
接することは大切ですよね。

家族や友達だとしても、
相手を尊重する言い方をしているか。

そこを考えて生活していきたいです。


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