「刃を研ぐ」ことが大切
ここ数年、お金の価値について考える事が多いです。
お金は人生を送る上で必要な道具のひとつとして大切なもの。
でも、その価値が無くなったら?
そんな時に頼れるのは?
「7つの習慣」の著者のスティーブン・R・コヴィーは、人生を送るという仕事で効果的に成果を挙げるためには「刃を研ぐ」ことが大切だと述べています。
刃とは人格のこと。この人格には4つの側面があると言っています。
1.体調(肉体)
・・・運動によって身体をメンテナンスすること。持久力、柔軟性、強さの3つを意識する。
2.観点(精神)
・・・自らの価値観を深く見つめること。読書や音楽鑑賞、自然の中に身を置くことなどで、自分の心と向き合うようにする。
3.自律性(知性)
・・・情報収集力や選択力を磨くこと。自分の目的や価値観に合った番組や優れた本を読むようにする。
4.つながり(社会・情緒)
・・・人間関係においても自分の価値観に忠実に振る舞うこと。仕事やボランティアによる社会貢献などの活動で、公的成功を目指す。
この4つの側面をバランス良く研ぐ時間をとることが必要だと。
さて自分はというと?
1〜3までは出来ている気がしますが、4は出来てません...
1は毎日徒歩通勤してますし、食事も気をつけています。睡眠時間も7時間を目安にとるように心掛けています。
2については、毎日の起床時に瞑想をして、静かに自分自身を見つめる時間を作っています。自然を感じられる場所へ音楽を聴きながらウオーキングして、リフレッシュもしています。
3は仕事をしながらオンライン大学にも在籍していて学びを深めていますし、だらだらテレビを見ることが無くなりました。日記もつけるようになりましたし、アウトプット力は先月から始めたnoteで強化中です。
4は、意見が異なる人と納得できる案に至るまで話し合うということが出来ていません。相手の立場を尊重して話しを聴くのが家では全くです。仕事ではまずまず出来ていますけどね。「他人との関係を強化し、心の平安を保つ」というのが今、まさに泥沼に入ってます。
皆さんはいかがですか?
さて再びお金の話。
お金の価値は約束事の上で成り立っています。日本銀行券の1万円札も、紙幣自体には1万円の価値はないのに、1万円の価値が約束されているので成り立っています。世界中のお金も同じですよね。
「お金」は経済用語で「貨幣」または「通貨」と呼ぶんですね。意識せずにそれぞれを使ってました。
通貨とは、流通貨幣の略称で、決済のための価値交換媒体。それは、政府が発行する貨幣と中央銀行が発行する銀行券の総称である。通貨を発行する国家もしくは、その地の統治主体の信用によって価値が変動する。その流通域での財政破綻や、信用が失墜する事によって、通貨の価値が無くなって紙切れになる場合もある。
通貨が無い時代の決済手段とされていた物々交換から、さらにモノやサービスの流動性を高めるために作られた経済形態である。
政府は租税の算定にあたって通貨を利用する。
モノやサービスとの交換に用いられる「お金」を、経済用語では貨幣、または通貨と呼ぶ。通貨は、現金通貨と預金通貨に大別され、前者は紙幣・硬貨(補助紙幣)であり、後者は普通預金・当座預金などの決済口座である。
出典:Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/通貨
価値が変動するということは、最近始めた株や、暗号資産(仮想通貨)で体感しています。これからの将来、お金があれば大丈夫!と思っていても何が起こるか分からないなと。
お金を増やすために投資をするのは、やった方が良いとは思いますが、同じくらい大切なのは、やっぱり自分への投資!
自己投資で、費用対効果が高いと言われているのが読書。
私も自己啓発系のものを中心に、ほぼ毎日読んでいます。そんな中で最近、冒頭にご紹介した『7つの習慣』のブームが私に再来したのでした。
↑でもこの本、560ページもあってなかなか読めないし、理解も難しくて長年積ん読状態。Audibleでも購入して聴いてみたものの、全く頭に入ってこない...結局、また何ヶ月も忘れ去られる結果に。
ところが先月、社長から「これ分かりやすいよ」と紹介してもらった本を見てビックリ!
それがこちら。
13歳レベルと思われたのか...笑
でも、すごく分かりやすくて一気に7つの習慣が頭に入ってきました。最初にこれから読めば良かったと。
そして、続けて薦められたのがこちら。
こちらは、まんがのストーリーが面白く、それだけでも楽しめちゃうほど。4巻に分かれているので、すぐに次の巻が読みたくなります。まんがだけじゃなくて解説もしっかりあるので、自然に吸収できる感じ。
ということで、この『7つの習慣』での第7の習慣が「刃を研ぐ」だったんです。
「刃を研ぐ」ことは、自分の人生に対してできる最大限の投資である。
・・・人生に立ち向かうとき、あるいは何かに貢献しようとするときに使える道具は、自分自身しかない。自分という道具に投資することが「刃を研ぐ」習慣なのである。
< 出典 ー「完訳7つの習慣 人格主義の回復」P.426 ー >
今まで私はかなりのお金を自己投資してきました。
そのお金を貯金していたら...
投資信託などの金融商品に投資していたら...
お金での失敗も数多いので、後悔をすることも多いです。いまだに。
でも、自己投資してきたから強くなって、そのおかげでいくつもの苦難を乗り越えることが出来てきた。そして、これからも乗り越えられることも多いと思う。無駄な投資では無かったはず。
だから、もっと自分という道具に投資をして「刃を研げ!」と自分に言いたい。
まだまだこれから。必ずや挽回してみせる!