世界は広くて近い!
どうしたら人間的な魅力を高められるだろう?
ずっと考えている中で、大事にしていることがあります。
どれだけの数の本を読むか。
そして、どれだけの数の人と出会うか。
このことを一つの過程として一歩踏み出してみたことで、
世界は広いと同時に世界は近いということを実感することができる様になりました。
世界は広い!
〜どれだけの数の本を読むか〜
2019年末。
人との出会いはなかなか難しいけれどまずは、と読書を始めました。
2022年まで、年間100冊以上を基準としています。
この時、本を読むこと自体を目的にしてはいけません。
そして本を読めば賢くなるというわけではありません。
ただ、本を読めば読むほど自分は何も知らないのだと気づくことができる様になりました。
例えば、今の自分を半径1cm程度の丸い玉だとします。
外の世界に触れることのできる表面積は、約12㎠だけです(4πrの2乗)。
もし、読書をすることで半径を3cmに増やすことができれば。表面積は約108㎠に増えます。
外の世界に触れる部分が増えれば増えるほど、自分の見えてこなかった広い世界を知ることができます。
宇宙エレベーターができたらどんな世界が待っているんだろう? その課題は?
毎日乗っている地下鉄にスプリンクラーがないってどうして? そもそも地上を走っても地下鉄と呼ぶの? 地下を走っても地下鉄じゃないものも。
LGBTってなんだろう? カミングアウトされたらどうすれば良いの?
心理学を追求している人がよく言われることがあるそうです。
「なんか話してると心理を見透かされそうで怖い」
そうじゃないのだと。
心理学を追求すればするほど、人の心理を見透かすことなんかできないのだとわかるようになるそうです。
そう、読書をすればするほど、自分の無知に気付かされ、いかに世界が広いか。普段の生活では想像も及ばないほど面白いのかを感じられる様になるのです。
ということは、人との出会いを得るか得られないかで大きく変わるはず。
思い切って会ったこともない人に出会ってみようと決めました。
世界は近い!
〜どれだけの数の人と出会うか〜
沢山の人と出会いたいけれど、名もなき僕が話を聞かせてほしいといきなり頼み込んでも無視されるのが関の山。
そこで、2019年からnoteを始め、TwitterなどのSNSも開始しました。
もし、連絡をしてみた時にこういうSNSを見てもらえて、人となりがわかるのと全くわからないのとでは全然違うのではないかと考えたためです。
そして今年の夏休み。
思い切って、会ったことのないSNSで見かけて話を聞いてみたいと思った方たちにお会いできないか連絡してみました。
いつも見ている考察Youtuber。ペン回しという競技の世界チャンピオン。
ドラえもんのアニメの演出家と作画監督。ホテルメトロポリタンの総支配人。ドラマの脚本家。ネット記事で見かけたユニークな活動をしている人や報道番組で取材されていた方。
今年の夏休みは旅行の予定なども入れていなかったので、会えるならどこにでも行けるしいつでも都合をつけられる!
さて、なんてメールを送ろうか。
一人一人話聞きたいと思った理由を書き綴って。
気づいたら日が暮れていました。
たった5人にメールを打つのに、五時間も経っていてクタクタ💦
きっとメールを打ったところで返事こないだろうし、来たとしても断られるに決まってる。だって相手にとって、僕に会うメリットが何もないのだから。
僕は5時間もかけて、時間を無駄にしてるんじゃないか?
この時間があれば本を読んだ方が有意義かも知れない。
もし1割の人だけでも返信が来たら万々歳。
結局、50人ほどのメッセージを送ることができました。
返信をくださった方が20人ちょっと。そして既に実際にお会いできたのが10人ちょっとでした。
正直、こんなに高い割合で返信をいただけるとは思っておらずびっくりしました。
特に断りの返信をくださる方には尊敬の念を抱かずにはいられません。断るのは労力が必要なので、無視すれば良いだけのことだからです。陰ながらではありますが、一生応援し続けます。
お会いできた方達は非常に皆さん丁寧で様々なお話を聞かせてくださりとても勉強になりました。
そもそも僕の聞く力というものが未熟である中で、幅広い引き出しで回答をしてくださって、その上でさらに想定もしていなかったようなお話まで派生してお聞きできました。
いつもどんな思いでその活動をされているのか。
どうしてその道を進もうと決めたのか。
活躍するために、どのような戦略で動かれてきたのか。
他分野でありながら、見せ方に共通項があったり、この戦略は汎用性があるから自分の実生活にも置き換えることができそうだと思ったり。
noteも様々なイベントが開催されていてどれもとても面白い。
色々な方の記事を見ているともっと詳しく聞いてみたいと思うことも多々あります。
もう少し思い切って、連絡を差し上げてみたいと思います(>_<)
世界は広くて近い!
〜どれだけの数の場所に訪れるか〜
読書を通して、世界は知らないことばかりで、本当に広いということを実感しました。
一方で。6次の隔たりと言う、人類は6ステップ以内で誰とでも知り合いになれるという仮説がある通り、人間のコミュニティの繋がりの強さは計り知れないものがあります。
現実的には会える環境があり、あとは自分との立場の差をいかに狭められるかにかかってきます。
こういった経験を通して、一つ自分の中で増えたことがあります。
どれだけの数の本を読むか。
そして、どれだけの数の人と出会うか。
さらには、どれだけの数の場に訪れるか。
人間は一生のうちに地球3周半程度歩くと言われている様です。
その3周半、家と駅を往復するだけにするか、未開拓の地に足を踏み入れるか。
さらにもう一歩。踏み出していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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