「三鷹天命反転住宅」に行き、感じたこととは?
はじめに
三鷹天命反転住宅って知っていますか?
公式サイトによると、
となっています。
私は、以前、SNSで繋がっている友人のタイムラインに流れていたのをきっかけに名前やカラフルな住宅というレベルですが、聴いたことはありました。
今回、HumanPotentialLabというコミュニティで繋がった人たちがショートステイプログラムで宿泊している中、「興味ある方見に来ませんか?」という呼びかけを見つけていくことができました。
私が住んでいるところからは電車を複数回乗り継いだり、バスに乗ったりとプチ旅行の気分。
室内の画像
初めて見た方は、カラフルさに「ギョッ!」としたり、落ち着かないという印象を持たれるかもしれません。私も居心地悪いんじゃないかな〜?と思っていたのですが、いざ室内に入ってみるとそんな感情は湧きませんでした。それよりも、込み上げてくるニヤニヤが止まりませんw
その理由は、視覚的な作用もあると思いますが、もう1つ、床が平らではなく、上記の画像のようにボコボコしている、かつ、高低差があったことも大きいように思います。
半強制的に足裏に意識が向き、かつ、身体がダイナミックに動くことを通じて、自然と感情も動く、その結果、ニヤニヤしてしまう。私にはそんな効果がありました。
また、この床を歩いている中で、以前投稿した、いくら大自然の中でも人間が作ったアスレチックは身体を動かす範囲が単調なため飽きてしまう一方で、大自然の中でキャニオニングをする時などは一度として同じ動きがないため身体が飽きない、という体験を思い出しました。
この部屋はある種、大自然と直接戯れている時と似た状態にしてくれるように感じました。
フィジカルにフォーカスを当ててきた荒川氏
この住宅のコンセプトについて解説されている記事から引用します。
冒頭でも似た文章を紹介しましたが、このような解説も。
思ったこと
私たちの多くは、都会という直線的、四角に囲まれやすい環境野中で、視覚体感覚の働きが単一的に固定されがちです。
言い換えれば、色んな物事への感じ方も単一的になってしまいやすいということ。
その、ある種限定的な土台の上でやりたいことを見出そうとしてもそもそもの土台が十分に大きくなっていなければ、自身に合ったものを見つけることは難しい。
だからこそ、大切なことは土台自体を大きくすること(言い換えれば、感じる心を全方位的に発達させること)が重要であり、そのための重要な取り組みが、身体を多様に動かすことだと私は思っています。
そのあたりのことについて書いた記事がこちら。
私はこのあたりを、ハワイ島での高低差が大きい場所にあったオーガニックファームでの農作業経験やヨガ、フィリピンの離島での幾度となく大自然の中でのアクティビティを実行するリトリートを行なってきた経験で、育んできました。
そして、帰国後、都会からアクセスしやすい環境の中で、似た効果が見込めるアクティビティはないか、と探した結果見つけたのが奥多摩でのキャニオニングです。
今回の三鷹天命反転住宅での滞在は、短かったため程度の差までは測れませんでしたが、似た領域の身体知性を育むことができることは間違いないと感じました。
ハワイでもフィリピンでも住居から出た先はそのような環境でしたが、住居自体が大自然に近しいというのは初めての経験で、長期滞在したらどうなってしまうのだろう?と興味が湧いています。(今度は宿泊してみようかな!?)
また、この住宅が建てられたきっかけになった「養老天命反転地」も行ってみたいですし、荒川氏の思想を調べてみたいとも思いました。
余談ですが、最近調べてみるチームラボ猪子寿之さんの作品コンセプトの中にも似たものを感じる(言い換えると、私が今、そういうものを見つけやすいアンテナが立っている)のも面白かったなぁ。
さいごに
最後の最後に、三鷹天命反転住宅に関する参考になりそうな記事をいくつか見つけたので気になる方はぜひ読んでみてくださいね。
公式サイトはこちら。
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