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プロテインってなに?今更聞けないプロテインの基本!

銀座トレーニングラボの今村です。
トレーナー歴は22年。
業界ではかなりのベテランです(だと思っています)。
これまで1000人以上のダイエットを担当しました。

さて、プロテイン市場の成長は目を見張るものがあります。
2015年頃からの筋トレブームやインフルエンサーの発信がきっかけとなり、2021年には市場規模がついに1,000億円を突破しました。2024年には(2025年になってしまいましたが、、)約1,300億円に達すると予測されており、もはや「マッチョな男性など一部の人のもの」ではなく、ダイエットや美容目的でプロテインを取り入れる女性や、健康を意識する多くの人々にとっての必需品となっています。

しかし、そんな急成長するプロテイン市場の陰で、「本当に正しい使い方を知っているのか?」という疑問も浮かびます。「正しい飲み方や使い方」を知らないと、逆効果になってしまうことも。単にプロテインを飲めば痩せる、もしくは、筋肉がつくと思い込んでいる方も少なくありません。そこで、今回から5回シリーズで「正しい知識を持ち、無駄遣いをしない賢いプロテイン活用法」をお伝えします。


プロテインって何?タンパク質との違いは?

プロテインとは「タンパク質」の英語表現であり、厳密には同じものを指します。しかし、日常生活ではプロテインは「タンパク質を効率よく摂取できるサプリメント」として認識されることが多いです。

例えば、

  • タンパク質:肉、魚、卵、豆類などの食品に含まれる栄養素。

  • プロテイン:タンパク質を粉末化したものや、補助的に摂取するための製品。

それにしても、世の中には「コラーゲンを飲めば肌がぷるぷるになる」とか「酵素サプリが代謝を上げる」なんて話が溢れていますよね。でも、ちょっと待ってください。コラーゲンも酵素も、結局はタンパク質の一種なんです!

お肉や魚、卵をきちんと食べていれば、自然とこれらの成分も体に取り入れられます。

つまり、わざわざ高価なコラーゲンドリンクや酵素サプリを買う必要はありません。「食事で足りているのに、さらにサプリを重ねるのはお財布に優しくない」と思いませんか?無駄遣いを減らして、シンプルにタンパク質を補いましょう。プロテインも同じく、補助的に使うのが賢い方法です。

プロテインが必要な理由

プロテイン(タンパク質)は、体を構成する基本的な成分です。筋肉や髪、肌を作るだけでなく、ホルモンや酵素の生成にも欠かせません。特にダイエット中には、以下のような理由でプロテインが重要になります:

1. 筋肉量を維持し、基礎代謝を高める

ダイエット中にカロリーを制限すると、筋肉が分解されやすくなります。筋肉量が減ると基礎代謝が低下し、痩せにくい体質になってしまいます。プロテインを適切に摂取することで筋肉量を維持し、代謝を高めることが可能です。

ホエイプロテインの摂取は筋肉量を維持しつつ体脂肪を減少させる効果があるとされています。特に体重1kgあたり2gのタンパク質摂取が最適です。

Bergia et al. (2018)

2. 脂肪燃焼をサポート

プロテインを摂ることで、脂肪燃焼が促進されることが分かっています。タンパク質の消化・吸収には多くのエネルギーが必要なため、食事誘発性熱産生が他の栄養素より高いのです。

  • 脂肪燃焼効果:高タンパク質の食事は、カロリー消費を増加させ、体脂肪の減少を助けます。

  • 満腹感の向上:プロテインは空腹感を抑え、食欲をコントロールする効果があります。

補足: 食事誘発性熱産生とは、食べ物を消化・吸収する際に消費されるエネルギー量のこと。タンパク質はこの消費が最も高く、代謝を上げる働きがあります。

3. ホルモンバランスを整える

タンパク質はホルモン分泌にも関与しており、特に女性の健康にとって重要です。

  • 女性ホルモンの生成をサポート:タンパク質はエストロゲンやプロゲステロンの生成に関与。

  • 生理不順や肌荒れを防ぐ:タンパク質不足が原因でホルモンバランスが崩れると、これらの症状が現れることがあります。


ダイエット成功のメカニズム

適切な摂取量とタイミング

体重50kgの女性の場合、1日に必要なタンパク質量は約100gです。これを3回の食事でバランスよく摂取することが理想的です。具体的な食事例やメニュー例については、第2回で詳しく解説します。

プロテインの種類

市場にはさまざまな種類のプロテインが存在しますが、以下を目安に選ぶと良いでしょう:

  1. ホエイプロテイン:吸収が早く、運動後の摂取に最適。

  2. カゼインプロテイン:吸収がゆっくりで、満腹感を長時間持続。

  3. 植物性プロテイン:アレルギーのある方やヴィーガンにおすすめ。

「プロテインを飲むと太るのでは?」という心配を持つ方もいますが、正しく摂取すればそのようなことはありません。逆に、過剰摂取や間違った使い方が体脂肪の増加を招くことがあります。

注意点: プロテインを追加で摂る場合、他の食事のカロリーとバランスを調整することが大切です。


成功事例

ケーススタディ:Kさん(仮名)

Kさん(30代・女性)は、以前は食事の補助としてプロテインを飲んでいましたが、過剰摂取に気づかず体重が増加。私たちのアドバイスで食事内容を見直し、必要なタンパク質量を食事から摂取するように変更しました。その結果、体重が減少し、引き締まった体型を手に入れました。

ポイント: Kさんの場合、摂取量を適切に調整したことで、プロテインの効果を正しく引き出すことができました。


次回予告!!

次回は、具体的な1日の食事例を通じて、どのようにタンパク質を効率的に摂取すれば良いかを詳しく解説します。食事バランスのコツやプロテインの取り入れ方について深掘りしていきますので、ぜひお楽しみに!


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✅サイトマップ&自己紹介

著者プロフィール
▶︎合同会社LSP代表
▶︎パーソナルトレーニングジム銀座トレーニングラボ代表
▶︎ダイナソーゴルフトレーナー
▶︎大妻女子大学ラクロス部(2019年〜2023年)
▶︎平成国際大学トレーナー(2018年〜2019年)
▶︎下半身痩せ協会アドバイザー(2016年〜2020年)
▶︎2018年東京都で今受けたいトレーナー選出
▶︎モデルやアイドルなど担当
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今村雅史🎈
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