写真で価値観を抽出する
写真を撮るときの感情について思考を進めていく。
『カメラは、撮る人を写しているんだ。』という本を読んだ。
シャッターを押すことは選択の連続である。
この本を読んだ後に、写真を撮りつづけた。
※iPhone 14 Pro Max
ここでは、
1.シャッターを押す瞬間の感情抽出
2.感情がないけれどシャッターを押した瞬間
3.言葉は感情の後である
を書いていく。
1.シャッターを押す瞬間の感情抽出
シャッターを押す理由があって撮影した写真たち
2.感情がないけれどシャッターを押した瞬間
理由は特にないけれど、なんとなく撮った写真たち
感覚的には「あ・・・」くらいな。
3.言葉は感情の後である
シャッターを押した瞬間には何も考えていなかった感情が、写真を見返すことで呼び起こされる。
この感覚が「自分の好きなもの」を見つける事かもしれない。
先ほどの写真たちを見て、わたしの言葉にするならば、
奥行きが必要、浅いのは苦手。
PINK=恋のキャッチコピーって浅はか。
生きとし生けるものは、みんな大事。
鏡に映った方が真実。
考え抜かれた近未来は冷酷。
そう、とても抽象的。
誰にもわからなくていい。
「こういう写真を撮る!」と思わずに撮ったことで、自分の価値観が抽出されることに意味がある。
共感、繋がり、共通言語なんてなくていい。
言葉の伝達力はもちろん早いけれど、そのもっと前に感情を抽出するために写真を撮ることは有効に感じる。
撮る瞬間=感情抽出になると、自分と仲良くなる。
それでいいんだな、って思える感覚が蘇ってくる。
自分だけの写真を撮れると変わることがあるのかもしれない。
みんなと同じ写真を目指すと、みんなと同じが安心で違うと不安になる。
写真は価値観の抽出。
せっかく撮るなら自分の写真を。
この本を読んで撮ったあなたの写真を、わたしも楽しみにしています。