2023.6月(10冊ログ)
毎月、読んだ本から「10冊」紹介しています。
1. #新訳 お金と引き寄せの法則 #本田健 さん
「ユダヤ人大富豪の教え」以来に本田健さんを読む。お金や引き寄せジャンルの本は、もう出尽くしたでしょ、って思うほどたくさんある。しかしあえてもう一度ココ?と気になって読むことにした。
「お金」の定義が変わってきつつある。色々なものの表現が、価値が「お金」と表現されているに過ぎない。結局思考パターンや人間性、成功に向かうステップを紐解いている。宇宙、創造、本当の自由、健康と幸せ、波動。スピリチュアルと表現されがちなところを、哲学的に理解し直すことは精神が強くなった気がする。
2. #こうやって 、言葉が組織を変えていく。 全員自分から動き出す「すごい理念」の作り方
7年で100以上の組織経営を改善してきた“理念実現コンサルタント”の税理士さんが、理念の作り方から浸透、実例を書いているんだけど、これ、そのままだ!そのままやるやつだ!と思うほど詳細な手順書だった。人事評価に至るまでこんなに明かしてしまって良いのだろうか・・とすら思ったりした。
社会人人生の中で何度も理念にまつわる研修、合宿、プロジェクトに社内の一員として関わったことを思い出しました。そして、その時の覚悟の足りなさを今さら痛感し、読みながらイタタタと思うことも多かった。
でも、だからこそ今からやれることをやっていこうという強い気持ちもチャージ。こうやって作られた強い組織で社会にできることが広がっていくように、知り合いの人事部に拡散した。
3.#編集者の返信術
#宣伝会議 が出版している、編集者のコミュニケーション=「返信」をテーマにした8人の極意集。ディレクター必読。まず最初にそう思った。
売れると信じることができるまで共に創り、さらに売りつづける、読まれ続けるまで伴走する編集者の仕事。ここまで広範囲だと思ってなかったからビックリした。
信じることができる人と仕事をすること。その時のお互いの立ち位置の考え方。信頼を途切れさせない返信。相手を大切にできる自分でいること。血が通っているものを創ること。全ての仕事は、信頼関係の上に成り立って初めて、誰かに何かを届けることができる。
4. #私が私として 、私らしく、暮らす
知的、精神障がい者のグループホーム 「アイリブとちぎ」は、リノベーション物件を中心に少人数4人暮らしの戸建て生活ができる。個室完備で24時間365日夜間サポート付きで生活をフォロー。
愛だな、愛しかないなって思った。かなり人間の本質を捉えてのコミュニケーション、行動療法が行われている気がした。元キャリアコンサルタントと、作業療法士が立ち上げたからこそ、が詰まってる気がした。「強くてあたたかいコミュニティ」という本書の中にある表現がまさしくだった。
世話人と呼ばれるスタッフの1日、整理整頓の工夫、対話し続けることをやり続けること、どれも全力の拍手を贈りたい気持ち。ひとりひとりの、「私らしく」を見つけて、守って、育んで行く活動を、こころから応援。
5.#神メンタル 「心が強い人」の人生は思い通り
成功の法則って、結局のところはセルフプロデュースなんだな。自分で自分の人生を作るためには、セルフプロデュースをしていくことなんだな。めちゃくちゃわかりやすかった。
ものすごく強いことを言っているようで、「モチベーションを上げない、
人間は忘れる、不安や緊張を認めてあげる」ということも書かれてある。人間という生き物を理解して、人生は長くも短いことを感覚的に捉え、人間の仕組みにアプローチしていく。すごく面白かったし、「頭から紙に書き出す」意味をやっと理解。
6. #MOVE この自然な動きが脳と体に効く
いきなり、虚無に襲われる時がある。動くことで、前に進み続けるカラダを通じてなんとかそこから抜け出す。前に動いて未来思考になることで過去から遠ざかる。
そんな時に脳とカラダの本を読むと、何かが戻ってくる。この本は、かなり取り戻し力の高い本だった。脳からカラダにぶわぁーって血が流れ出して、とりあえず動いて動いて瞑想状態にするきっかけになる。
やっぱり、あとはダンスを取り入れたい気持ちが強くなった。音楽と感情の解放と表現によって引き出される自分は今とはまた違う感覚がある。しっくりくるのを見つけたい。
7.#あの日、選ばれなかった君へ
選ばれた記憶より、選ばれなかった記憶の方が人間は強く長く記憶しているのではないだろうか。そしてそこから抜け出すために選ばれようとする行動を変えていき、成長させられてしまう。
選ばれるという事は、選ぶ側の人が存在する。その人や場所に選ばれなかったらそこを去る選択肢もある。その時は相手にも選ばれなかった状態を創り出す。選ばれなくてよかった、その玉突きで今ここに、今あなたといるということを自分が選んだ場所にするための考え方。
8.#神さまのいない場所で
誰に愛されたいんだろう 自分に愛されたかった(「自己肯定感」)
そうつぶやく著者が、想いをそのまま綴った56篇の詩。詩集を読むのはあまりにも久しぶりだった。
え?詩ってこういうのだっけ?とインパクトが強かった。詩は自由なんだけど。淡々としていて強く鋭い、歌詞を読んでいる感覚。装丁がとても良かった。詩と存在するページデザインもすごくいい、アパレルデザインに近い感じがして、この世界観はとてもスキだった。
詩集を読むとき、どの詩が一番好き?と話すことは定番だと思うので。私は「祈り」が好きだった。そう、ほんとうにそう。そうでしかない。そのシンプルなあたたかさを、私はすごく大切にしたいと思っている。
9.#キレイはこれでつくれます #MEGUMI さん
MEGUMIさん、女優さんとして、女性起業家としてとても魅力的。包容力がある気がすると感じる人も多いと思う。もちろん私もその1人で、憧れるというより、頼りたくなる存在。
美しさを保つためにストイックな日々を送ることは、避けることができない。ほんの少しの事でも正直なところ面倒くさいと思ってしまうのがスキンケアやボディケアというものだ。だからこそ、美容系の本で自分にやる気スイッチを送り込む。中途半端に世間に寄り添ってない、本気のケアを知ることができてとても楽しかった。美容に携わる者が知識を広げるのに役立つ。
10. #私でもスパイスカレー作れました !
スパイスカレーって作れるのか!結局スパイスは食べる漢方なのか。味の決め手はスパイスじゃなくてアレなのか。スパイスカレーが一気に身近になった。
取り入れたい!そんな気持ちはあるものの読んでからまだ作ってない。しかし、Instagramにこの本をアップしたところ多くの人から「作りたい!」「スパイスカレーは本当におすすめ!」「読んだ!これいいよね!」という反応があってびっくりした。
スパイスカレーは本格的な修行をした人がおしゃれカレー屋としてオープンするものだと思っていたのに、こんなにも市民権を得て、家庭でも取り入れられている文化なのか!今年の夏はスパイスカレーで暑い日々を乗り切りたい気持ち。
おわり。
今月も読んでくださってありがとうございました。来月も書きますので良かったら遊びに来てください。