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無能な上司の対処法!

 変化の速い時代、上司が変わる事も頻繁に出てくる。上司のリーダーシップスタイルも人それぞれで、それぞれに良いところ悪いところがあると思う。部下にだって上司を選ぶ権利が欲しいというのは本音だが、先ずそんなことは通らないだろう。そんな中、どんな上司であろうとも必ず覚えておいた方が良い共通点がある。

 上司の目線から考えれば当然だが、上司にもその上の上司がいて、上司自身がわざわざ自分が原因で問題が起きたことをその上の上司に報告する人はまずいない。たとえそれが事実であったとしてもです。報告する立場の上司からすれば問題が発生すれば、自分の都合の良い様に事実を捻じ曲げて部下のせいにして、あたかも自分はその問題を解決しようとしていると必ず言うだろう。但し、忘れてはいけないのは逆にポジティブな良いニュースを考えた時である。当然、上司もポジティブな良いニュースがあれば鼻高々に自らその上の上司にすぐにでも報告に行くだろう。その報告の仕方も人それぞれで自分の手柄として報告され不満が残るケースは有るかもしれないが、まともな上司なら成果を出した部下を正当に伝えるかもしれない。いずれにしろ上司にとってプラスなニュースは気持ちの良いものだ。

 ここから何が言いたいかというと、どれだけ無能な上司であったとしても、その上司が求めていることは成果を報告できるプラスなニュースでしかないのだ。本来理想とするような社内外の状況を部下よりも理解し優れたリーダーシップをもつ上司を期待する中で、あまりにも的外れな上司が現れると、馬鹿馬鹿しくなりついふとしたタイミングで愚痴や文句が出て会議が炎上してしまう事は頻発するだろう。そんな時、自分の中で不満は残るが言いたい事は言ったと思うかもしれない。但し、残念ながら結果的に無能な上司の場合、いくら正当な主張をしても理解できないし理解したふりをしても2、3日すれば忘れて又同じ言い合いになるだろう。そうなると、考えるべきことは、単純に必要な事(=成果を出す事)と自分の時間をいかに効率よく使うかである。言い争いを避けて、成果を出せそうなことに自分はフォーカスし、成果が出れば後はこっそりさぼるなり、自分が使いたいように好きなように時間を使う。これこそがまさに、無能な上司の対処法なのかもしれない。

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