わたしにとってのセルフケア
今日は運営メンバーをしている地域ボランティア団体と区の共催の講座で、講師を担当させていただきました。
テーマは、『産後のセルフケアとパートナーシップ』について。
以前から働くママのサポートをしたいという想いがあり、その具体的な学びとして、育休中にNPO法人マドレボニータという産後ケア支援をしている団体のもと、【産後セルフケアアドバイザー】養成講座で半年間学びました。
女性の身体の変化や不調の原因とケア、産後うつや産後クライシスなど産後を起点とする社会的な課題、赤ちゃんやパートナーへの向き合い方、場づくりやファシリテーション、さらにセルフケアのストレッチ指導の実践もありました。
今回の講座がわたしにとって、産後セルフケアアドバイザーとしてのデビューでした。
参加者は、地域の働くママ・パパが対象で、夫婦でご参加頂く方が多く、関心の高さを感じました。
主な内容は、まずは夫婦の現在地を知るワークをしてから、お互いの認識のズレやそれぞれ抱いている理想を把握してもらいました。
次に、孤独な子育てによる産後の三大危機など、実際に統計データなど用いて起こりうる課題についてお話しました。
そして、産後の身体の変化や不調が起きるメカニズムを説明し、その対策として、正しい姿勢や肩こりに効くストレッチをお伝えしました。
最後に対話のワークで、「わたしにとってのセルフケアとは?』というテーマで夫婦で話してもらいました。
セルフケアと言っても決して、時間やお金に余裕がある方がする特別なケアという意味ではなく、日常でできる身近なことでいいんです。
自分のことをご機嫌にできたり、心と身体を整えられたり、気分をリフレッシュできること。
子育て中なのにいいのかな?
なんて思う必要はナシ!
子育て中だからこそ、自分が心身ともに元気であることが大事なんです。
セルフケアができているということは、実は周りにとっても嬉しいことなんです。
わたしにとってのセルフケアは『麹作り』です。
和せいろで穀物を蒸すと、部屋中にいい香りが充満したり、蒸気で温まったり。
麹は3-4日かけて、麹箱の中で育てていきますが、定期的なお手入れをする際に、無心になって向き合うことができるんです。
なかなか無心になって集中することってないですよね?
わたしにとってはこの作業をしている時間がマインドフルネスで、セルフケアになっています。
あなたにとってのセルフケアは何ですか?