できること、できないこと。
テレビで更年期障害に関することが特集されていた。
女性に多い症状で、40代半ば頃から始まるらしい。
それを観ながら、私もそのうち、あと10年以内くらいには何らかの症状が出るんだろうなぁなんて思った。
更年期障害そのものよりも、私は、何かが思うようにはできなくなるっていうことを考えた。
体調が悪いと、前の自分と比べて、できる範囲が狭くなる。
自然と、周りの人とも比べてしまう。
でもきっと、もっと若いときにできていたことや、元気なときにもっとやれていたことばかり考えると、なんだか落ち込むばかり。
体調が悪い、今はそういう時期だからできないんだよ、と「できなくなった」ということを、もう少し積極的に認めてしまうのも大事なのかなと最近思う。
不調になったときに、こんな自分でいいのだろうかとか、不自由さにイライラしたり不安になったり落ち込んだりするんだけれど、
「いま自分は不調なのだ。だから、これくらいしかできない。でもここまでならできる。」
と思ったほうが、事実なんだし、認めるところから、前進できるような気がしている。
できないなりに、少し工夫をしたり、できた分を自分や周りが認めてあげたり。
できないときは、できない。
だけど、できることもある。
そう思うのがいいんじゃないかなぁ、と思う。