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2# 母から受けた『呪い』【母が、重い。母と私の共依存】


【怒られ続けた幼少期】


悲しい思い出。

一人っ子のワタシ。
両親からの愛情を一心に注がれ、
何不自由なく育ててもらいました。

周りからは、いつも、
『○○ちゃんちは仲がよくていいね~!』
と言われていた我が家。



しかし、実際のところは、

父と母は
毎日のように怒鳴り合いの大喧嘩をし
怒鳴り合った後、父は家を飛び出す。


ということを繰り返していました。

怒鳴り合いの喧嘩をする両親

両親の喧嘩の発端は、
母が、ワタシにヒステリーを起こし怒鳴り散らしている様子を見た父が、どうしてそんなに娘に(ワタシ)怒鳴り散らすんだ!!
と母にキレる→夫婦喧嘩に発展

という流れが多かったです。




母がワタシに、ヒステリーに怒鳴ると
それを見ていた父が、

父:
どうしてお前はいつも〇〇に対して
そんなに怒鳴るんだ!可哀想だろう!!


母:
だってこの子が言う事を聞かないから!


父:
お前が頭ごなしに怒り散らすからだろ!
〇〇の話を(ワタシ)
もっとちゃんと聞いてやれ!!


母:
1ge宇井jy%t&s#Afjk!!
(大怒り爆発)


喧嘩後、怒りに身を任せ家を飛び出す父。


家に残された母は決まって、
やり場のない怒りを私にぶつけました。

『お前のせいで、お母さんはお父さんにまた怒られた!』

『お前が悪い子なせいで!お前がいけないんだ!』


母は、ワタシで怒りを発散させることで
なんとか夫婦仲を保っていたのでしょう。

ワタシは母の
感情のサンドバックでした。

お母さんがお父さんに怒られるのは、お前のせいだ!


夫婦関係がうまくいっていなかったのでしょう。
喧嘩のきっかけが、たまたまワタシなだけで、
日頃からお互い鬱憤が溜まっていて
それを爆発させていたのだと思います。

大人になってからは、
母から父の愚痴を聞かされました。

母:
お父さんは、本当に自分勝手!
お母さんは、いつもいつも我慢を強いられていた。
お前が子供の頃も、お父さんは本当に、自己中で我儘だった。



母は常に、父とのことでイライラしており
些細な事でヒステリーを起こしていました。

父にぶつけられない怒りを
全てワタシにぶつけているようでした。
(父にぶつけたら離婚に発展する為)

イライラが抑えられない母

父は優しいので、
ワタシを庇おうとしていてくれたのかもしれません。
しかし・・・

父が怒ると、
母は更にワタシにキレるので、

最悪な悪循環が生み出されていました。



本当にワタシを守ろうとしてくれるのならば

母がヒステリーを起こさないよう
もう少し母に寄りそい、
穏やかな夫婦関係を築く努力をして欲しかったです。

父よ、母に寄り添ってやってくれ!

【最初の呪い】


ワタシは常に怒られていました。

怒られていた原因は、
父と母の不仲だけではなく
本当に、ワタシが悪いことも
勿論あったのでしょう。

でも、正直なところ、
よく分らない事で怒られていたことが
多かったように思います。
理不尽な事も沢山言われたし、
ワタシがやったことではないのに、
何故かワタシのせいにされるということも、よくありました。

学生になってからも
母の気分で、よく怒られていましたから。

あまりに両親の喧嘩が絶えないことに加え、

『お前が悪い子なせいで!お前がいけないんだ!』

というセリフを
何度も何度も母から言われたワタシはいつしか、
こんな風に思うようになっていきました。



『私が全て悪いんだね。』
『私が居るから2人は喧嘩するんだ。』
『私なんて生まれてこなければよかったのに!』

ワタシは私の存在を、
否定するようになりました。

自分の存在を呪いました。

これが、まず一番最初に出来た呪いです。

私なんて、生まれてこなければよかったんだという呪い。


怒鳴り合いの喧嘩が酷かったのは
ワタシが3~5歳の頃でした。

幼いワタシは
父と母が離婚をしないように、
家族がバラバラにならないように、
2人のことをいつも心配していました。

怒鳴り合いの夫婦喧嘩の後、父と母は、
『もしお父さんとお母さんが離婚したら、
どっちに着いていく?』

とワタシに尋ねました。

ワタシは必死に、
『お父さんのことも、お母さんのことも、
私は大好きだから、どっちかなんて選べない
みんなで一緒に居ようよ』

泣きながら伝えていたことを
よく覚えています。

幼少期の記憶は
常に母に怒られていた記憶と、
両親が大喧嘩している姿を泣きながら見ていた思い出ばかりです。

『家族がバラバラにならないように、ワタシが頑張らなくっちゃ』
『仲良しな家族にならなくちゃ』

幼いワタシは、一生懸命でした。


幼少期、母に甘えた記憶は正直ありません。

自分のせいで両親が離婚したらどうしよう

甘えるどころか、親を心配する子供でした。

続く

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