「高い山に登る体験」が勇気をもたらす(後編)
↓前編はこちら
11/3(日)の3連休真ん中の日に僕と友達2人で環状線一周に挑戦しました。電車を使ってではなく、徒歩で挑戦し、最終的に4万8000歩を朝から夕方まで休憩込み8時間くらいかけて歩きました。
そこで感じたメンタル向上、自己肯定感向上、そして挑戦意欲が向上した体験について自分の経験を踏まえて語っていきます。
ここでいう「高い山に登る体験」というのは、ハードルの高い目標に挑戦することを指します。もちろん本当に山に登ってもらってもかまいません。
前編では「偶然との幸運」の話、そして「高い山=目標」の選び方について話をしました。後編では行動にフォーカスしたお話をしていきます。
「とりあえずやってみる」って大事
前編では「高い山=目標」を決めたところで終わっていましたが、今回の件に限らず日常でも目標を決めたら思う訳です。
「これって自分に出来るのか.....?」と。
つまり行動が億劫になるタイミングな訳ですね。誰しも高い山も見たら挑戦を躊躇してしまうものです。僕も昔はそうでした。
でも悩むって勿体無いんですよね。何故なら絶対に無理なことは目標にしないからです。山登り経験もないのに、いきなり富士山に登ろうとするのは無理ですよね。
僕が環状線一周をしようと行動できたのは、出来そうだったからです。もちろん努力を要する事ではありますが、時間とメンタルさえあれば出来る内容だったので挑戦したのです。
前編でもお話しましたが無理な目標設定をする志しは大変素晴らしい事ですが、無理な目標設定で挫折してしまうと自己肯定感が下がり挑戦が怖くなります。
なので結果良い事無いんですよね。
いきなり達成できない事に挑戦する場合は中長期的な目標として設定して、きっちりと期間を設けてください。
話を戻しますが行動に悩むという事は少なからず「頑張れば達成できる事」だという事ですので、悩むくらいならとりあえずやってしまいましょう。
自分で決めたのだから、最後までやりきる
高い山を登ると決めた時、もしくは登っている最中というのは「これやる意味があるのか?」「時間の無駄じゃないか?」という別の悩みが発生します。
目標によりますが頑張っている過程は「自分何やってるんだろう」と考えてしまったり、「もう辞めようかな」と悪魔の声が囁きます。
でも「自分で決めた事だから最後までやり切る」という責任を持って決めた事をやり切ってください。むしろやり切らないとそれまでの時間を無駄にします。
何故なら山の上の景色は登った人にしかわからないからです。達成しないとメンタル向上も自己肯定感向上も、そして挑戦意欲の向上もありません。
人間というのは楽な方に楽な方にと考えてしまう生き物です。そして嫌な事は出来るだけ避けたいと思うことでしょう。登っている過程(頑張っている過程)は、自分の「嫌なことを避けたい」「楽なことをしたい」という自分との勝負だと思ってください。
もし1人でやったら妥協してしまいそうなら、友達などを巻き込むことでモチベーションを維持するやり方もあります。そしてもう1つやり切るために大事なことをお話します。
自分へのご褒美を用意した上で取り組む
それは「ご褒美」を用意することです。
何を当たり前のことを.....と思うかもしれませんがご褒美(という外からのモチベーション)を用意すればモチベーションを維持することが出来ます。
自己成長という自分軸のモチベーションは、辛い時は弱まってしまいます。そういう時に「もう辞めちゃおうかな?」ともう1人の自分からの囁きが聞こえてくるのです。
なので自己成長に加えて、ご褒美という別軸のモチベーションを一緒に持つことが大事なのです。時間と相談にはなりますが、そのご褒美を中間地点に持っていくのもかまいません。
何よりも大事なことは、「達成する」という事です。山にも休憩地点がありますし、マラソンにも水分補給するスポットがありますよね。
途中で諦めなければ「達成」さえしてしまえば良いと僕は考えています。
山を登り切ったら次の山を目指そう
そして自分の山(目標)を達成したとして、あなたは頂上の景色を見る訳です。達成するまでに苦労した事、楽しかった事、頑張った事を噛み締めてあなたは自己成長する事が出来たかと思います。
正直達成した感情は、達成した人にしかわからないのでこれを読んでいるあなたが達成した景色は分かりませんが、僕とその友達が達成した時にはとてつもない満足感によって自己肯定感と新たな挑戦意欲が高まりました。
そして山を登り終えた後にすることは、次の山を探す事です。あなたは自分が設定した目標を努力と時間を費やして達成し、出来る事が増えているかと思いますので、次はどこを目指すのかを自分で決めて目指していくのです。
人の心とは無限に鍛えられるものなので、それを繰り返すことであなたは挑戦意欲が高く、自分で自己成長の機会を作れる選ばれる人になっていくのです。
人生とは、山である
環状線一周を達成して4万8000歩以上歩いた事でふと気がついた事があります。それは僕らも人生という山を登っていたという事です。
人生は山あり谷ありと言いますが、頑張っている時間はずっと目標に向かって行動している....つまり「山を登る体験」をしていたなと気づきました。
「人生を山と捉える」というのは頑張っている時は高い山に登っており、それ以外の時間は山を降りてるという感覚です。
僕らは経験の積み重ねた山を登っていると捉えると経験を積み重ねた先の景色にもワクワクし、また挑戦したいという気持ちが湧いてきました。
ここまで長々と読んでいたきありがとうございました。今回は短期的に目標に挑戦していくマインドセットを山登りに捉えましたが、また中長期目標の設定、進め方なども発信出来ればと思います。
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