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【タダでやります】ヒンディー語をお金を一切かけずに学んでみた。
急ですが...(笑)
今日は以下の構成でお話ししていきます。まず、なぜヒンディー語の学習をするかにいたった経緯。次に、学習方法について。最後に、現状の課題と今後の方針についてです。
なぜ、「ヒンディー語」?
大学で外国語学習の講義をとっているのですが、第二外国語として「ヒンディー語」を選びました。
理由としては、以下の通りです。まず、趣味的な理由。今住んでいるところに、いわゆる「マイナーな映画」(外国産の映画や、邦画でも少数の映画館でしか封切られていないような映画のことです)を取り扱っている映画館があります。そこで、インドの「WAR!!!」という映画を観ました。
もう、めちゃくちゃ踊ります。劇中で3回くらい(上映はおそらく2時間前後)踊っちゃってました。
その「踊り」もハマった要素なのですが、少し引っかかるところがありました。
英語を話しているのですが、(お国柄ですね。)途中、「コードスイッチング」*1 が起きて、英語→現地の言葉のように、言語を切り替えるのです。
この「コードスイッチング」をする際、喋っていたのがおそらく「ヒンディー語」でした。
現に、インドで二番目に多く使われている言語であり、映画の中でも、現地の言葉の中で最も使われているということがわかっています。
このように、現地の人々が何を話しているのか、原文のまま聞き取りたいという思いが作用した結果、ヒンディー語学習をしたいと思うひとつのきっかけとなりました。
地政学的理由より判断
このように、趣味的な理由もあるのですが、地政学的理由もあります。
現在の世界では、中国が、ビジネス上の重要な相手国となっています。それゆえに、中国語を学ぶ人も多い。
しかし、今後の世界では、インドも無視できない存在となるに違いありません。「次の大国はインド」なのです。
理由としては、その人口規模の大きさ。国連の推計によると、2029年までに中国を抜いて世界一になるということが予測されています。*2 また、ヒンディー語母語話者は、世界で第4位の規模であることがわかっています。人数では、およそ2億3600万人です。*3 つまり、ビジネス上でも無視できなくなる存在となるでしょう。その市場規模や、IT関連に突出していること(バンガロールが有名ですね)、日本とも友好的関係であることから、次に重要なパートナーとなるに違いありません。
学習方法について!
話しが少しそれてしまいました。学習方法について述べてみます。
まず、YouTube!遊びだけじゃない。語学学習にめちゃくちゃ使えます。
いまでは、ほとんどの言語に、最低1つのチャンネルはあります。ヒンディー語も、英語と日本語で解説、レッスンしてくれるチャンネルが存在しています。
アルファベットの書き方から、文法事項や単語まで、幅広く網羅してくれています。書籍を買うよりもコストがかかりません。(ほぼタダ!) 使わない手はありませんね!
インプットができたら、アウトプットをします。NoteやSNS(Twitter等)を利用して、今日学んだことを最低3つは思い出して書いてみます。
SNSの場合、さっそく母語話者に挨拶しにいきます。初めに挨拶をしたのち、「私は○○語を学んでいます。」と付け加えたら、好反応が返ってきました。
このような感じで、お金をかけず、インターネットにあるツールだけを用いて効果的に学習していくことができます。
しかも、NoteやSNSで貯めた「アウトプット」は、ポートフォリオにもなるので、後で思い出したいときに見返すと、非常に便利です。
今後の展望と課題は?
今後は、「アルファベットを完璧にすること」が課題です。
正直、今まで学んできた言語とアルファベットが全く違うことがかなり壁になっています。しかも、これができてないと名詞とかも覚えられないし、文法なんかも×ですね...。
ただ、イギリスによる、植民地時代があったせいか、英語がそのまま使えることが多いです。例えば、「駅」はそのまま「ステーション」です。
しかも、日本語と語順がほぼ同じ。ある意味、「アルファベットの壁」さえ超えれば、めちゃくちゃ習得しやすい言語かもしれません。
毎朝、記憶ができるように、「想起」を用いてがんばってみます!
今日も、お読みいただきありがとうございました。
あなたの今日が、良い一日になりますように!
*1 コードスイッチング 上述した通り、言語を「切り替える」ことです。英語→○○語 またはその逆などのように行います。例えば、「その国や地域でしか使われていないような現地語→英語」というように行うと、「権威付け」としてのコードスイッチングとなります。政治のときに、よく使われますね。反対であると、「仲間意識を表す」ようなときに利用されます。
*2 CNN News 「インドの人口、10年以内に中国を抜き世界一に 国連推計」(https://www.cnn.co.jp/fringe/35138731.html#:~:text=%EF%BC%88%EF%BC%A3%EF%BC%AE%EF%BC%AE%EF%BC%89%20%E5%9B%BD%E9%80%A3%E3%81%8C%E3%81%93%E3%81%AE%E3%81%BB%E3%81%A9%E7%99%BA%E8%A1%A8,%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%81%AF%EF%BC%91%EF%BC%93%E5%84%84%E4%BA%BA%E3%80%82) <2021/02/11取得>
*3 文部科学省 中央教育審議会 教育課程部会 資料「資料2‐2 小学校における英語教育についての審議に関する参考資料(1)世界の母語人口(上位20言語)」(https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/004/siryo/attach/1379956.htm) <2021/02/10取得>