期待を明確にすることが、ほんとうに大切!(7つの習慣より)
最近7つの習慣を学んだことから感じている、重要なことをいくつか取り上げたい。今回は、「期待を明確にすること」である。
上司や同僚などから、「〇〇を仕上げてほしい」というようにお願いされたり、後輩に、「テストの〇〇という教科がどんなものだったか教えてください」といわれるようなことはないだろうか。
このとき、なんとなく「こうかな。」とか、「こういうこと?」というようにこちら側で考え、提出したり、返答をしたりすることがある。
しかし、そこで、「ちがいます、ここはこうで…」というように齟齬、食い違いが発生してしまうことがしばしばある。
このいれちがいが起らないようにするひとつの解決策が、「期待を明確にすること」である。
すなわち、
「どんなものを求めているのかを、相手に的確に伝えること」である。
(それに加えて、期限なども加わるとなおさらよい。)
7つの習慣に、「信頼口座」という重要なキーワードが出てくる。
これは、信頼を銀行口座に見立てた概念だ。
この信頼口座に多くの貯金をするために、この「期待を明確にする」という方法はかなり有効な手段である。
この「期待を明確にする」ということを、忘れたままコミュニケーションを取っている人は多く、相手が「汲み取ってくれるだろう」という「期待」をもってコミュニケーションを取っている人が多い。
ただ、それは信頼口座に預け入れしている量が本当に多い人との間でしか成立することが少なく、たいていの場合はくいちがいが発生してしまう。
いかに、「自分が期待していること、望んでいる成果、相手に達成してほしいこと」を明確にした上で話をしていくことが重要だ。
そうすることで、よりお互いが食い違いが少ない状態で信頼の預け入れを行いやすくすることができる。
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