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旅の準備

娘①「みんな覚悟を決めよう!」
私「お、おぉ」
娘②「?」

旅費やチケ代等は私と娘①で出すことになるので娘①と私は出費の面での覚悟を決める。娘①は社会人1年目なのでもちろん私の方が額は多いが出してくれるだけありがたい。娘②は行けないと思ってがっかりしていた北海道に行けるので、覚悟ってナニ?状態。
もたもたしていたら調べた時よりも申し込んだ時点の 往路の飛行機代が高くなってしまった。これも学び。その頃出発の日まで2週間を切る。

飛行機も宿も取ったので、いよいよ確定。ここでようやく北海道に行ったら会いたい人に連絡を取る。急な話だし3連休なので予定があったら諦めるしかない。
話をしてみると
「ちょうどその週末そっちの方に行く予定だったから会おう!小樽のカフェに行こう!」と言ってくれた。予定を一日明けてくれて私に付き合ってくれると言う。カフェのことも覚えていてくれて、こちらから言う前に行こうと言ってくれた。もう感謝しかない。

会いたい人に会う、行きたかったカフェに行く。
この2つが私の北海道旅行の目的
この2つが叶ったらそれで良い
この時点でもう北海道行ったら何しよう、は思考停止。

今月の休み希望に北海道に行くことを考えて有給休暇を使って欲しいと上司にお願いしてあった。
いざシフトが出たら私の公休日数が1日少ない。なぜ?連休が欲しいと言ったから?でも同じような日数の連休もらってる人もいるよ?どうして?
上司に確認すると
「ほんとだ、公休入れ忘れてた。じゃこの有給を公休に変えておくね」とさらりと言われた。
えぇぇぇぇぇ!と思ったが何も言えなかった。連休を入れたがためのぎちぎちシフトを頑張って乗り切るしかない。

行きたい所があったら言ってね。
食べたいものがあったら言ってね。
そう言ってもらうのに全然北海道を調べる余裕が無い。ちなみに娘②はイクラとチーズを絶対食べる!と心に決めているようだった。

必死に働いているうちに日はどんどん過ぎる。飛行機に乗ったのも20代の頃以来。その記憶なんてほぼ無くて飛行機初体験に近しい。
サイトで飛行機に持ち込める荷物、機内に持ち込めるもの、重さなどを調べる。今回Peachを使ったので持ち込める手荷物は一人2個まで、合計7kg。荷物を預けるとひとつ2490円(事前予約の値段)。
家に2つあるスーツケースのサイズは機内持ち込み可能のものなので、3人の荷物を調整して、できたらお金をかけず機内に持ち込みたいなと思っていた。

必要そうなものはあらかじめ買ったりしながらも、パッキングは娘たちの荷物の兼ね合いもあるため、なかなか進まず。2日ほど前からやっと手をつけ始める。1人7Kgってあっという間だ。これをあっちに入れて、これは3人で共有して…と考え、娘たちにそれを伝えると
「え?うちら痛バ組むよ?」とひと言。
え、痛バ持って北海道行くの?しかもでかい方?


痛バとは
推しの缶バッジをバッグ一面にぎっしりと並べたもの。

こんな感じ

缶バッジはひとつひとつカバーに入れてある。これをダイソーの格子のランチョンマットに向きを揃えて等間隔に付けていく。ちなみにこれA3サイズ。

ランチョンマットはこれ

痛バ持っていくってことは1人7kgなんて軽く超えますよね。……じゃスーツケース2個預けますね。
ということで再びパッキングし直し。7Kgを気にしなくていいのでぎゅうぎゅう詰められるのはありがたいが、娘たちは何やらまだ準備があるらしい。恐ろしい。
なかなか荷物準備も進まないままついに前日となる。

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