人生のメンターを持つ 【田島大輔のWeekly Online Coaching 003】
はじめに
こんにちは、田島大輔です。今日は、人生におけるメンターの重要性についてお話しします。メンターとは、一般的に助言者や指導者と訳されることが多いですが、自分を導いてくれる、あるいは何かをするにあたって指導してくれるような存在です。
メンターの一般的な概念
企業研修などでは、メンター制度が導入されています。特に新入社員や新しい業務に就いた際に、メンターと呼ばれる指導役の人がついて、その人の助言を受けながら仕事を覚えていくOJT(実務を通じた研修)が行われています。
広義のメンター概念
しかし、私が今お話ししたいのは、より広い意味でのメンターの概念です。これは、必ずしも今生きている人である必要はありません。自分が「この人はメンターだ」と決めれば、その人がメンターになるのです。伝説上の人物でも、歴史上の偉人でも、今生きていて自分が憧れる存在でもいいのです。
メンターの選び方
マインドの使い方としてのメンターを選ぶ場合、多くは世の中に対して新たなことを成し遂げた人や歴史上の人物が選ばれやすいでしょう。例えば、自分が何かの趣味を持っている場合、その分野で「この人が師匠だ」と決めて、その技術を見習っていくこともできます。
メンターの具体例:植村直己さん
私の手元にある『青春を山にかけて』という本の著者、植村直己さんは素晴らしいメンターの例です。植村さんは、国民栄誉賞を受賞した登山家、冒険家、探検家で、5大陸の最高峰すべてに初めて登頂した人物です。
植村さんの生き方や考え方には、非常にインスパイアされます。誰も成し遂げたことのないことに挑戦し、周囲の人々を巻き込みながら、絶対に諦めずに目標を達成していく姿勢は、私たちに多くのことを教えてくれます。
彼は、北極を犬ぞりで単独踏破したり、アマゾン川を下ったりと、他の人がやったことのないことを次々と実現しました。通常であれば「無理だ」とか「前例がない」と言われるようなことでも、どうしてもやりたければその方法を見つけ出し、何度断られても諦めずにチャレンジし続けました。
メンターの役割と影響
このようなメンターの存在は、私たちが高い目標に挑戦する際や、困難に直面した時に大きな力となります。例えば、私自身は最近、健康のために積極的に歩くようにしていますが、長距離を歩いて疲れを感じた時、植村さんのような人物を思い出すことで、もう一歩前に進む勇気をもらえます。
坂道を登る時や長い距離を歩く時に疲労を感じても、「人間はエベレストに自分の足で登っていけるぐらいの潜在的な力がある」と考えれば、自分にもそのポテンシャルがあるはずだと思えるのです。
複数のメンターを持つ利点
メンターは必ずしも一人である必要はありません。様々な分野で、人類に新たな可能性を示した人々をメンターとして持つことで、私たちは自分自身の可能性を広げることができるのです。
異なるシチュエーションごとに、それぞれのメンターを思い出し、「この人物だったらどうするだろうか」「どういうマインドの使い方をしていただろうか」と自問自答することで、様々な状況をクリアしていけるでしょう。
自分のメンターを見つけよう
ぜひ皆さんも、自分自身のメンターを見つけてみてください。それは歴史上の人物かもしれませんし、現代のスポーツ選手かもしれません。世界で初めて何かを成し遂げた人は、人類の新たな可能性を開いた人であり、人間が持っているポテンシャルを先に引き出した人です。
そのような存在をメンターとして持つことで、皆さんの人生はより豊かになり、新たな挑戦への原動力となるはずです。まずは、歴史書や伝記など、書物として残っているものから始めてみるのもいいでしょう。1人でも2人でも、あるいはたくさんのメンターを持つことで、自分自身のゴールに向かってチャレンジする力を得ることができるのです。
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※この文章は動画から生成AIによって自動で作成された要約版です。そのため、一部誤変換や読みづらい文章がある可能性がございます。完全版は以下の動画をご覧ください。
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