穏やかな心…

穏やかな心を持っている人は、
自分の価値観、信念を持っている。

何が自分にとって大切で、何が必要ないのか。

そして、いい意味でまわりの人に期待しない、他人を責めない。

そういう気持ちで生きているからこそ、感謝の心を忘れない。

感謝の心を忘れないから、
他人の行動を有り難く思い、感謝の気持ちを伝える。

感謝の気持ちを伝えられた側は、素直にうれしく、さらに行動をする。

だから、まわりの人に期待しないのに、まわりの人からの支援がある。

穏やかな心であるがゆえ、
心に余白があり、
多様な価値観を受け入れることができる。

自分にとって価値あることが、
他人にとっては価値がないことを理解できる。

だから、自分の価値観を他人に押しつけたりしない。

自分と他人の価値観、信念の違いを理解できるからこそ、
自分の価値観、信念をますます強化することができる。

自分の価値観、信念が強化されるからこそ、
ますます、穏やかな心でいることができる。

心が穏やかでない人は、
自分の価値観、信念を他人に押しつける傾向が強い。

「物事はこうあるべき！」
という自分の価値観、信念が、
自分の正義となり、
自分の我慢の限界を超えたら、
いきなり怒りを爆発させる。

「それ、おかしいやろ！」
「なんで、そんなことをするの！」
「普通、そんなことせんやろ！」

怒りを爆発させる人は、普段から無意識に人のあらを探す。
人のあらばかり探すので、我慢の限界を超えるのである。
あらを探すのは、他人との多様性を認めてないから。

みなさんのまわりにもいませんか？

怒りを爆発させる人が…。

何が自分にとって大切で、何が必要ないのか。

これさえ、明確になれば、
怒りを爆発させることなく、
穏やかな心を持てます。

怒りを爆発させる、いわゆる「切れやすい」人が増えているのは、
自分自身の価値観、信念が揺らいでいる、
定まっていないということも、
原因の一つかもしれません。

笑顔で心穏やかに生きる…。