手帳を続けたら自信に繋がった
10月も中旬。
すでに来年のカレンダーや手帳、日記などが数多く並んでいる。
私は完全にアナログな手書き派なので、1年を共にする手帳選びは毎年の楽しみだ。
今年選んだ手帳は、「自分のペースとスペースを取り戻す手帳 make time planner2025」
2024年度版を使って効果を感じたので、来年も継続して使おうと思っている。
手書きの1番の魅力は、何と言っても振り返りができること。
過去の手帳をパラパラとめくってみたり、去年の今頃、何をして何を考えていたのだろうと振り返ってみると、思いがけない気づきやヒントを得られることよくある。
make time planne手帳には「年間計画2か年分(前年と本年)」の見開きのページがあり、ここには主に写真に関する記録を残しているのだが、1年間の自分自身を振り返るのに最適なのだ。
私は写真家として、さまざまな写真展に参加している。
参加を希望すれば参加できるものももちろんあるが、審査に通過してやっと参加資格が得られる展示も多い。
写真を始めた2010年頃は、「写真展に参加してみたいけれど、一体どうやったら参加できるのだろう。。。」と、方法も手段もわからず、途方に暮れていた。
それが、2020年に勇気を出して一歩踏み出し、公募展に参加したことから、徐々に実績を積み上げ、審査を通過し、2023年には年間8回、2024年には年間9回の写真展に参加することができるようになっていた。
なんと2024年には長年の目標であった個展の開催も実現できた。
2023年と2024年のページに、自分の成長が記されいるのを眺めながら、
「あの頃は、こんな未来が待っているなんて思ってもいなかった。自分が想像した以上の未来を今、自分は生きているのだ」
と、感慨深かった。
そして、
「あ、1年間のうちにこんなに展示期間がある!私、結構頑張ってきたんだな」
と、自信を持てるようになったのだ。
今まで、自分に自信を持てなくて、いつもくよくよ悩んでばかりだった私が、自信を持てるようになれたのは、些細なことかもしれないけれど、コツコツと少しずつ積み上げた自分自身の歩みを実感できたから。
これも手帳に記録として残し、視覚として見ることが出来たからこそ、得られた実感かもしれない。
自信を得ることに近道なんてないし、簡単に成果なんて出ない。
地味で目立たないことかもしれないけれど、結局は地道な積み重ねができるかどうか。
そのためにも、手帳に自分の足跡を残していくことは、私にとってはとても大切で効果的な方法なのだ。
誰に見せるものでもない自分だけの手書きの手帳。
特別きれいに書いている訳でもないし、至って普通の内容だけれど、それでも読み返してみると、殴り書きの文字でさえ、その時の私らしくて全てが愛おしい。
そろそろ2025年の手帳の下拵えを始める時期。
今年の振り返りを十分に楽しみながら、来年がより良い一年になるよう思いを馳せながら、手帳を育てていきたいと思っている。
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