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【やりたい事が見つからない…そんなあなたへ!】「ポンコツ社員」が「何でもデザイナー」になるまで

数ある記事の中から目を止めて頂き、ありがとうございます。
Liall.のshibutyaです。

今回は、私が「何でもデザイナー」という肩書きを使うようになった経緯と、それまでに行なったことを「リアル」にお話したいと思います。


まず前提として私は

・記憶力が異常に低い
・圧倒的にミスが多い
・理解力がとても低い

です。

話を盛っている訳でも何でもなく、これが「等身大」です。
例えば、社会人になってからよくあったのですが、「ミーティングの内容が全く頭に入ってこない」「人の顔と名前が全然一致しない」「何度修正してもミスが出てしまう」などがありました。もちろんその都度、先輩方や友人から「このように改善してみたら?」と方法を教えてもらう→試すを繰り返し、だいぶ改善されました。

そんな私ですが唯一できることは、

・色々な事に興味が湧く(でも飽き性である)
・どんな状況下でもイエスマンになる
(ブラック企業時代に培われた技術ですが、不必要)
・命を削ってでも、ものづくりをする

ぐらいです。

「不器用 × ポンコツ × ものづくりが好き」
才能がある訳でも、頭が良い訳でも、特段「運」が良い訳でもありません。
この条件を念頭に、以下を読んで頂けたらと思います。
一人でも多くの方の心に響いたら幸いです。


1.「徹底的に文字and音声に残す」ことから始めた

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社会人として基本スキルと言われる「メモをとる」です。
ただ、おそらく普通の方より多くメモを取っていたと思います。どんな状態かというと、付箋をデスクトップパソコンの輪郭線上に貼り、「カラフルだねw」と笑われるぐらいです。というのも、「自分の記憶力に全く自信がない(というより信用していない)」からこのようにしていました。基本「視界から指示書きがなくなると、5分ぐらいで指示を忘れてしまう」ので、いつも必ず「見える位置」にToDoリストが見えるようにしています。デスクトップに「メモ機能」でメモを貼っておいたり、常にToDoを書いたメモを広げておくことを続けています。

記憶力は「鶏」です。
またミーティングなどはボイスレコーダーで「音声」としてとり、後から聞いて理解するようにしていました。一回指示を聞いただけだと、「ちょっと何を言っているのかわからない」事が多かったです。なので「何度も同じ音声を聞き、理解する」ようにしていました。何ども同じ事を質問するのはご法度ですもんね。

また私は仕事として広報を行なっていた時期がありましたが、「あまりにも早口すぎて聞き取れない」「声が小さくて聞き取りづらい」という事が多々ありました。その際にも有効です。

こちらの記事も参考になりますので、ぜひ!

2.「興味のあることはひとまずやってみる」→面白く無ければ秒で辞めるのループ

「時間は有限」であり、私の脳キャパも「有限」です。
特に私の脳キャパは「豆粒」ぐらいのため、いつでも入れる情報を「取捨選択」しなければいけません。やりたくない事を続けると「結局何も得られませんでしたー!」となりますからね。その過程の中で少しずつ「自分がやっていて楽しいもの」を見つけていきました。お宝探しのように「ワクワクしながらやってみる」ぐらいが良いと思います!

趣味を見つけるきっかけに良さそうなサイトもありました!

webデザインを楽しく勉強する方法はこちらから!

ちなみに私はプライベートや仕事で年々少しずつ積み重ねて、以下の「楽しい事」を見つけました。

看板デザイン(大型施設から小売店まで)
プロダクトデザイン(販促物、織物など)
webデザイン
ゲーム制作(ドット絵)
イラスト作成(水彩画と模写)
ライティング(ネーミングやキャッチコピー)
ハンドメイド雑貨作り
動画編集
生け花
お昼寝(できれば外で寝たいです)

まだまだこれからも見つけていきたいと思っています!


3.チャンスを取りに行ってみる

例えば「動画編集」は学生の頃「やって欲しい」と言われ、そこからどハマりして行なっていたのですが、「実際公の場で公開して反応を見る」機会はほぼありませんでした。そこで「自分のレベルでどこまで通用するか試してみたい。何かしら実績を作りたい」ということで周りの友人に「何か動画編集する必要があれば、ぜひ声をかけてね!」と声かけをしておきました。

動画ソフトは元々は「Premiere Elements」「windows Live Moviemaker」を使っていましたが、現在は「filmora」を使用しています。

それからしばらくして友人が結婚することになり、「会場の人たちも楽しませるためにウェディングムービーを流したいけれど、結婚式場で依頼すると数十万かかってしまう。予算的に不可能だから諦めようかなと思っている。でも本当は諦めたくない。無理を承知だけど、もし可能であればお願いしたい。」とありがたいお話を頂きました。

兼ねてからやりたいことだったので、もちろん引き受けると共に「動画の制作費用は、結婚式の他の部分に充てて下さい」とお伝えしておきました。自分の技術的にも不安でしたし、「一生に一度の結婚式のムービー」を必ず素晴らしい物にするため、自分を状況的に追い込みました。(決してドMではないです)

やってやろうじゃないの!

そこから通常業務と動画編集を並行で行う日々が続きました。
毎日パソコンに貼りつく日々です。

在宅ワーク時に優しいアイテムはこちらに掲載されているので必見です!

当時栄養ドリンクを何本飲んだかは分かりません。(絶対にオススメはしません笑)
数々のトラブルと戦いながら出来上がった頃には、人生史上最高にどす黒い隈ができていましたが、今の自分ができる「最大限の動画」に仕上がりました。

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無事納品し、結婚式で披露された光景を見た際「やって良かった」と心から思えました。
自分の作ったもので、笑ってくれたり、喜んでくれたり、泣いてくれたりする人が沢山いたのです。友人の両親から何度も「ありがとう」と感謝の言葉を頂きました。
この感動があるからこそ「ものづくりはやめられない」んですよね。

それから数日後、ささやかながらですがと「お礼」を頂きました。
私は全くお金を頂くつもりはなかったので驚きましたが「感謝の気持ちです」とのことだったので、ありがたい気持ちで受け取らせて頂きました。動画編集で初めて「趣味が仕事になった瞬間」でした。
「無料」で何でも引き受けることが良いこととは思いませんが、「本気で誰かの役に立ちたい!ぜひこれをやらせて欲しい!」という際は「お金を支払ってでも取りに行く」覚悟はあって良いかと思います。この時、私は膨大な「時間」を投資しましたが、この経験が基礎となり、今でも動画編集は面白いと思うことができています。


4.困った時は「あの人」に相談しよう!の「あの人」になる

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先に結婚式の例をあげてみましたが、そんな感じで「困った時はひとまず私に声かけてみて、多分暇してるから!」というように沢山の人に声かけを行いました。
「仕事を取りたい!」という気持ちではなく、普通に「困っている人を助けたい」ぐらいの気持ちです。

そのように声かけをしていると、どこからともなく「誕生日に渡す色紙を作成して欲しい」「このアプリのUIを作って欲しい」「サプライズ企画を一緒に考えて欲しい」と依頼を頂くようになりました。その都度「新しいこと」にあたふたし、アホなミスをやらかし幾度となくデータをぶっ飛ばし…とトラブルだらけでしたが、一つずつ「お仕事としての実績」を詰んでいきました。

来年度の結婚式のムービー作成も決まり、今からワクワクしています。
より高度なものをするために、AfterEffectを勉強し始めました。

5.そしてまた、新しいことをやってみる

そして理解力のなさに詰まる。(定期)
また飽き性のため、一つのことだけを集中してできません。そのため、色々なことを並行して行うようにしています。そのくせ効率が良いわけではないので、いつもスケジュール的に詰んでいたり、いつの間にか早朝起きて仕事をしていたり、栄養ドリンク漬けになっていたりと生活リズムがおかしくなるわけです。

と、こんな感じで不器用ながらも日々仕事を行なっています。

6.やりたいことは見つけようとしないでOK

いかがでしたでしょうか?
あれこれやってると、そのうち面白いなと思えるものが出てきます!
無理に見つけようとせず、「そのあたりに転がってる面白そうなものを拾いにいこう」ぐらいが良いと思います。

ある日突然「仕事で生け花をやって欲しい」と指示され「…どうやって?」となりましたが、続けているうちに面白くなりましたし、次はこうしてみようと思えるようになりました。人生何があるかわかりません、ほんと。

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こうしてあれこれしていると、いつの間にかぼちぼち何でもできる「何でもデザイナー」になったわけです。次は「3Dモデリング」「音楽制作」「舞台演出」もやりたいなぁなんて思っています。

是非何でもやってみてくださいね。
 あなたの「やりたい」が見つかりますように!

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