最近の読書ログ 2023年
あまり本を読む方ではないですが、せっかくなので読んだ本は残しておこうと思います。基本は買って積んでいます。あとここに書くのはたぶん紙媒体で読んだものになるはず。
目標は黒木ほの香さんよりも読むこと。「なんで黒木さん?」と聞かれましても「そこに黒木ほの香さんがいらっしゃったから」としか言いようがなく大きな理由はありません。
昨年は30冊ぐらいのようで既に負けています。がんばります。
2023/12/31 時点で計10冊
1月 読書の年始
捕まえたもん勝ち! 七夕菊乃の捜査報告書
コミック「Q.E.D. 証明終了」の作者の加藤元浩さんの小説。Q.E.D.シリーズが好きだったので買って最初ちょっと読んで積まれていたやつを最初から読み直しました。コミックと違う人が書かれたのかなと思うほど作風が違いました。主人公の菊乃の学生時代から話がスタートする短編とも言えそうな作品。サブタイトルの捜査報告書がたびたびでてくるのが面白いところです。2時間ドラマを目指した作品なのかもしれません。文庫本の表紙が好みですが持っているのはノベルスです。
身近な人が亡くなった後の手続のすべて
タイトルの通りの本です。体感7割位遺産相続の話です。3割位は役所手続きの話。死ぬと決めたら何をしておくのがよいのかがわかります。今どき郵便物は届かないのであとから契約状態を知るなんて言うのは無理ですね。となるとエンディングノートを用意しておくのが無難でしょう。遺産相続1億円なんてやろうとしたら考えることが多くて発狂しそうです。そういうのがわかる良い本です。令和版として手続き関係については参考にできそうです。
4月 文字の過剰摂取
ネコソギラジカル (上) 十三階段
西尾維新さんのデビューの戯言シリーズのラスト、ネコソギラジカル3部作の上巻。孤島からメイドさんがかけつけ登場。メイドさんかわいい、京都の一人暮らしの部屋にメイドさんがいる、それだけでご飯3杯はいけますがそんな描写はありません。ただしひかりさん可愛いのは揺るぎない。そして看護師の形梨らぶみさんが次点で可愛い。そんな一冊です。
ネコソギラジカルは多分下巻だけ読んだことがなく、上中は買ったことも借りたこともないけど話は知ってるので多分立ち読みで読破したんでしょうね。おとなになってちゃんと買いました。下巻を4月中旬に読み始めたいので最近ではあんまりやっていなかった勢いで小説を読み続けています。とにかく文字数が多いしページ数が多いし文庫本なのに分厚い。それでも主人公いーちゃん節は炸裂しているので読みやすいです。
ネコソギラジカル (中) 赤き征裁vs.橙なる種
西尾維新さんのデビューの戯言シリーズのラスト、ネコソギラジカル3部作の中巻。ER-3システム時代の友人、橙なる種の登場。部屋にメイドさんが2人、何も起こらないはずもなく。
戯言シリーズの後半ぐらいはミステリ要素なくなってラノベだよねという感想がアマゾンのレビューにありましたがそのとおりですね。戯言を楽しむ作品になっています。読んでいると京都行きたくなりますな
ネコソギラジカル (下) 青色サヴァンと戯言遣い
西尾維新さんのデビューの戯言シリーズのラスト、ネコソギラジカル3部作の下巻。ラノベ、以上。
文庫本よりKindleのほうがページ数が100ページも少ないのはなんでなのか。3巻で1800ページもあるネコソギラジカルを2週間で読みきった自分を褒めたい。さすがにこのペースで読み続けると思考が侵されます。「世界終わっちまえ」になりました。
キドナプキディング
西尾維新さんのデビューの戯言シリーズのX年ぶりの最新作。戯言シリーズの続編に見せかけて戯言遣いの続編である本作。ちゃんと新書サイズでゲット、竹さんのイラストが好きです。2段組になっている新書、やっぱりよいですね。
発売直前にはワクワクしすぎて発売してすぐ買って未読のネコソギラジカルを読破するまで寝かせていました。これを読み終わって、終わってすぐ読んで正解でした。
今回もメイドさんが登場です。偉い人がいるところにはメイド、これ鉄則。ネコソギラジカルを読んだ人にはちゃんと殺人があるのでミステリィと言っても過言じゃありません。それ以外の人にはPVをみて悠木碧さんの声で脳内再生しながら読むのがよろしいんじゃありませんでしょうか。
4月は3週間で4冊読破しました。過剰摂取です。
サイタ×サイタ
森博嗣さんのXシリーズ第5弾。爆弾魔とストーカーに翻弄される探偵社の話。読むならミステリーがいいなと家の本棚から老後の楽しみを引っ張り出してきた久しぶりの森博嗣さん。登場人物がシリーズでどういう変遷だったかを完全に忘れてしまっていたけど楽しめた。張り込みの楽しさ辛さを感じる作品。読んでたらネタを1つ思いついたのでドコかで披露したいです。
4月に5冊も読んだことに、過剰摂取すぎる。
5月 インプットを増やしたい
ダンガンロンパ霧切 4
ダンガンロンパのゲーム実況が最近流行っています。そのダンガンロンパシリーズの公式スピンオフ、霧切響子の過去の話です。もっと霧切ちゃんの、超高校級の職業での活躍がみたい!という方にとっておきの品、その第4弾です。12個の密室を1週間で説かなければならなくなった五月雨結、霧切響子、その第2弾。楽しいですね。これぞミステリ、そして探偵です。映像化されないかなーとほのかに期待いちゃいます。
掟上今日子の婚姻届
西尾維新さんの掟上今日子シリーズ第6弾。1日で記憶がリセットされる探偵の今日子さんの華麗なる推理!は一応読めますが主人公は隠館厄介くん。いきなり講演会から始まるので短編集なのかと思いきやちゃんと長編でした。1つの相談でここまでのストーリーになるさすがです。読みにくくもないですし飽きも来ない。そして難しい言葉が多い!辞書がないので意味が分からず読み方が分からず勧めていくのが西尾維新本の楽しみ方!またドラマやってほしいですね。
ハードカバーで買っていて2016年発売らしいので7年前ですね。読むのがだいぶ遅れました。決して老後に取っておいたわけではなく。ハードカバーは凝っている作りなのでこのシリーズの本は好きです。
12月 読み切ることが目標
5月から記録がないですが実際に読んでません。
ニューロマンサー
作者のウィリアム・ギブスンといえばPSYCHO-PASSでも挙げられていた方です。映画「マトリックス」の元となった作品とのことでジャックインなどの電脳世界に入り込む描写はイメージしやすかったです。が、久しぶりの海外文学でもあり長期間で飛び飛びに読んだせいで読みづらく途中からかなり読むのが辛かった。1984年発売なので生まれる前です。
第1章は千葉市憂愁チバ・シティ・ブルーズという日本の都市名からスタートでところどころ日立などの日本企業名も入り込むのが当時受けたのかもしれません。
なぜこれを読んだかといえばシャニマスのユニット「ストレイライト」の元ネタになっているからでおさえておかねばと思い読み始めたのですが内容が記憶にあまり残ってないのは残念。「ストレイライトラン」「ウィンターミュート」などニューロマンサーの言葉がコミュに明確に取り入れられているのは面白いです。
偶には海外文学、古典というか老舗の文学も読んでおきたいので他の作品も読んでみたいところです。
2022年の分はこちら