いちごジャムを煮ながら考えること
スーパーでいちごが安かった。
2パック分の徳用サイズで500円。
帰って半分ジャムにしようか、と購入を決める。
一番おいしそうなの選んだよ、と夫。
どれも変わらないのでは、と思いつつ、
「ほんとだ、ありがとう」と受け取ってカゴに入れる。
私はいつものお決まり程度にしか思っていないけど、
夫は本気で「これが一番美味しそう」と思っているのだ。毎回。
微笑ましい人だなと思う。
次の日の昼、冷蔵庫に放置されたままのいちごを手に台所に立つ。
「○○作ろう」と提案があるものの
それ