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ぴろこ
2022年8月9日 05:56
2020年11月に甲状腺乳頭がんの手術をした。もうすぐ2年。ありがたいことに、今日もいつもとかわらない毎日を過ごしている。甲状腺をとった傷跡も、ずいぶんうすくなってきた気がする。甲状腺がんの手術をしてかわったこと1. 保険に入りにくくなった現実的な話だけど、加入できる保険が限られるようになった。罹患歴がつくことで、費用が高くなったり制限があったり、将来ほかの病気になったときの負担が大き
2021年3月22日 10:58
アメリカでの手術~退院まではこちら。4. 退院退院の日は昼前に友だちが車で迎えに来てくれた。手術の傷跡よりも一日中寝ていたから、背中が痛くてつらかった。その日は液体物だけで、固形物は食べなかったけど、夜にはもう食欲があった。こんな状況でも食べたい欲求に駆られたことに自分でも少しびっくりした。お風呂は次の日から、バスタブに頭を向けて、母にシャワーヘッドをもってもらいながら、手術したところ
2021年1月1日 10:33
これまでの経緯(手術と費用)はこちら。3. 手術の実施手術の一週間前にCTスキャンで転移の確認を行った。担当医からは後にも先にも結果について何も言われず、おそらく転移はなかったのだと思う。それから、入院の直前にPCR検査をした。こちらも陰性なら連絡はしませんと言われた。入院に際し、「必要なものは全部用意するから!」と言われたので、当日持参したものはマスク、身分証(免許証)、携帯の充電器
2020年11月18日 09:43
2. 手術の決定「がん」という病気になったことよりも、「がんになって、未来がかわる」かもしれないことのほうが、私はショックだった。できれば、このまま海外で働き続けたい。でも、「がん患者」というラベルを貼られた私はもう公募に受からないのかもしれない。本当は来年夏までの任期のこの仕事も諦め、帰国しなければいけないのかと思ったとき、はじめて涙が出た。そして、両親は私の想像どおり「日本に帰国して手
2020年10月25日 10:37
2020年9月、アメリカ赴任中に甲状腺乳頭がんになりました。11月にアメリカで甲状腺の摘出手術をする予定です。同じ病気のひとや、家族やお友だちがこの病気になってしまった人に、私の経験をシェアできればと思います。そして、自分のための備忘録として書きます。1. 甲状腺がんとわかるまで2020年4月末。喉が猛烈に痛くて、鏡をみて喉を確認すると、今までみたことない腫れとその周りに気持ち悪い白い