見出し画像

ゲイが好きな温泉は、心もからだもぽかぽかになれるどこか懐かしい秘境だった


ゲイのみなさんのなかには、
温泉や銭湯が好きな方もいらっしゃると思います。
特に寒い冬にはあたたかい湯舟に浸かり、
心身ともにぽかぽかになると、
高揚感にあふれ、気持ちがいいですね。
きょうはお薦めの温泉地、
宮城県大崎市鳴子温泉をご紹介いたします。

源泉かけ流しの温泉は熱い

鳴子温泉にもいろいろな宿がありまして、
リーズナブルな日帰り温泉から、
高級感が漂うホテルが運営している温泉、
もちろん宿泊ができる旅館もたくさんあります。
そんな大崎市鳴子温泉のなかで、
僕が好きな温泉のひとつに早稲田湯があります。
むかし、早稲田大学の学生がこの温泉を掘り、
開業をはじめたといわれています。
早稲田湯は黄色い建物で、コンクリートで建てられていて、
なかに入ると店員さんがはじめての方でも安心して利用できるよう、
施設の使いかたや入場制限など、
ご案内をしてくれます。
かなりむかしからある建物なので、
レトロ感があり、好きな方にはたまりません。
浴室のほうへ入ると、前方へ大きな湯舟が広がり、
洗い場が右手にあります。
椅子は木製のもので、風情があります。
浴室の天井は高く、声が響きわたります。
いよいよ早稲田湯の温泉のなかに入ります。
お湯の温度はかなり高い。
あたたかいというよりも、熱い。
お年寄りは長い時間湯舟へ浸かっていられるのですが、
若いみなさんは熱い湯舟にずっと浸かっていられないので、
浴槽のふちに腰掛け、熱いからだを冷ましています。
温泉には源泉が流れていて、奥のほうから流れてくるので、
少し冷めて浴槽に入るので、やけどにはなりません。
源泉かけ流しなので、硫黄の心地よい香りが漂います。
熱いときは更衣室でからだを冷ます方もいらっしゃいます。
浴槽の脇の木製の板に寝転がる人もいます。
土曜や日曜は子ども連れの観光客が多いですが、
平日は空いていて、ゆっくり浸かれます。
銭湯は湯加減が機械で調節されたところが多いですが、
早稲田湯は源泉かけ流しなので、
この、熱い湯舟に浸かると、
ああ温泉に来たなあという想いにひたれます。
これが温泉の醍醐味のひとつです。

アクセス

宮城県大崎市鳴子温泉は、
東北自動車道古川ICから国道47号線を西へ28.5kmになります。
鉄道は、古川駅から陸羽東線快速に40分乗り鳴子温泉駅で下車。
車でお越しのみなさんには無料の大駐車場がございます。
早稲田湯のほかにも宿泊ができる大きな旅館が多数ございます。
日帰り温泉で入浴できる旅館もあります。
早稲田湯は良心的で、お値段もリーズナブル。
しっかりとした施設で優雅に泊まり、
入浴したい方はホテルの温泉のほうがいいです。
大崎市鳴子は、こけしという伝統工芸品も盛んに作られています。
熱狂的なこけしファンもいらっしゃいます。
むかしながらだけれど、どこか懐かしい、
ふるさとに帰ってきたような場所、鳴子温泉。
心もからだもぽかぽかになること間違いありません。
お薦めの温泉です。

#旅のフォトアルバム


いいなと思ったら応援しよう!