学生からのLINE調メール
先日、うちの学科の教員で学生のメールマナーについて話題になりました。
現在の大学生にとって主な連絡手段はLINEです。
彼らはメールを使う機会がほとんどないため、正しいメールの書き方が分かっていません。
たとえば、以下のようなメールを頻繁に受け取ります。
宛先も差出人の情報も一切ありません。
大学のメールアドレスから送った場合、アドレスから差出人は分かりますが、それ以外のメールアドレスから送られると、あんた誰?状態になります。
名乗らず要件だけを短文で送ってくる、それから、たまに絵文字が盛り込まれる、そんな学生のLINE調のメールに我々教員は本当にうんざりしています。
それでも多くの場合、一応、内容は伝わりますが、受け取った教員はモヤモヤします。
正直、LINE調メールはやめてほしいです。
社会人になったら、取引先、公的機関などとの連絡にはLINEは使いません。
主な連絡手段はメールです。
メールの書き方を身につけることは社会人のマナーの一つでしょう。
そもそも社会に出る前に、就活で会社とメールのやりとりをする機会もあると思います。
正しいメールが書けなければ、間違いなく就活にマイナスになるでしょう。
大学生のみなさんには、大学の4年間は社会に出る前の準備期間と意識して、大学教職員とのコミュニケーションは社会人のマナーを身につける練習と思って接してもらいたいなぁと思います。
そうしてもらえると、大学教員も助かりますし、大学生もマナーを学ぶ良い機会になりますね。