見出し画像

バレエをおどりたかった馬

今日はおもしろい児童書をご紹介します。
タイトルだけでもくすりっとなりますよね。
挿絵がとてもいいんですよ♪

画像1

「バレエをおどりたかった馬」
ハーラル ストルテンベルグ (著),
さとう あや (イラスト),
Harald Stoltenberg (原著),
菱木 晃子 (翻訳)

あらすじ***
田舎で何不自由なく暮らしていた馬が、ある日突然、バレエの美しさにとりつかれ、町のバレエ学校へ入学します。慣れない町の生活。厳しいレッスン。でも、とうとう、心優しい大家さんをはじめとする人々の善意に支えられ、みごと優秀な成績で卒業です。しかし……。

電車に挟まれて運賃が半額に

まずタイトルがいいですよね。
私好みです。
ストレートで大好きです。

次から次へとでてくるエピソードも
奇想天外でとっても楽しいのです。

初めて乗る列車の乗り方がわからない馬は、
列車に飛び乗ります。
すると、ドアにはさまってしまいました

背中が半分外にはみ出した状態で、
列車が走り出して、
それを見た車掌さんが
きっぷのお金を半分にしてくれます。
体が半分外に出てるからってことらしい。
うふふ。
でも危ないとおもうんだけどな(笑)

駅について、広いプラットフォーム
(オスロのプラットフォームかな)
についてたくさんの人がいるのに、
みんな忙しくて馬には目もくれないんです。
しらーんぷり
わたしだったらめちゃくちゃ見て
ソワソワして
話しかけちゃうけどなぁ

そんな感じで物語ははじまります。

ほんとうに次から次へと
おもしろエピソードがでてきます。
え、そんなばかな!ってつい口走って
げらげらと笑いたくなるような
エピソードばっかりで、
娘に読んであげながら、
笑いが止まらなかったことを思い出します。

うまはバレエ学校にはいって、
みんなとレッスンを受けるんです。
そしてお友達だってできます。

うまの自己紹介

名前は うま です

っていう自己紹介からはじまるこの物語、

読んでいくにつれて
この うま がどんどん愛おしくなっていきます。

とにかくまじめで一生懸命なんです。

なかなか知っている人の少ない本ですが
多分、図書館で見つかると思います。
我が家にはブックオフからやってきました。

来年は丑年だけど
この本も読んでみてくださいね。
疲れたあなたへの
心のホッカイロになりますように。

今日の夢☆彡

明日早起きできます。
ぐっすり眠れたから元気いっぱいです。


この記事が参加している募集