本棚より「あなたのゼイ肉、落とします」は心にじんっとくる
楽しくダイエットできるように、
という母心で娘に渡した本ですが
最終的に私が読んで泣いてしまった
そんな一冊をご紹介します。
「あなたのゼイ肉、落とします」
垣谷美雨 著
双葉文庫
あらすじ
ダイエットは運動と食事制限だけではない。
大庭小萬里はマスコミには一切登場しない謎の女性だが、彼女の個別指導を受ければ、誰もが痩せられるという。
どうやら、身体だけでなく「心のゼイ肉」を落とすことも大事なようだ……。身も心も軽くなる、読んで痩せるダイエット小説。
この小説は、4つのケース、という
短編の集まりなのですが、
全てに共通することは
全員が心のダイエットもしていく、
ということ。
体重を落とすということよりも
ストレスを解放するというアプローチ
ですべては進んでいきます。
4つめの10歳の悠太くんに、
私は泣いてしまったのだけれど
この本にはダイエットの本質が
書いてある、と思います。
別に太っていることは
よくないわけじゃないですよね。
健康に悪影響がでて
心にも悪影響がでるなら
もちろん考えるべきだけど
逆に今の若い女性は痩せすぎていて
このままではほとんどの子が
骨粗しょう症一直線だ!
と知り合いの整形外科医は
声高に叫んでいます。
あら、脱線。
さて、この本を出している双葉文庫からの
引用をしているアマゾンから
①今まで何度もダイエットに挑戦したが成功しなかった
②太っている人間はみっともないとおもう
③道を歩いていると、無意識のうちに、前方からくる人の体系を観察してしまう
④なぜか私だけは空気を吸っても太る。
⑤太っていない人はみんな胃下垂に違いないと思っている。
⑥太っていない人とは真の友情を結べない。
⑦太っていることが原因で、ものすごく落ち込むことがある。
4つ以上当てはまったら、
この本をぜひどうぞ、という
おすすめ。
でもそういうの関係なしに
この本はおすすめだと思っています。
垣谷さんの書いた本は
どれもとても快闊で、読んでいて
とても気持ちがいいのが特徴です。
これ以外にも何冊か読みました。
でもまずはこれがおススメです♪
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