真夜中のラブレター
茶花が好きです。
静かで黙々と優しく咲いています。
山野草も同じように好きです。
生まれ変わることがあったら
一度は花になって、
短い一生を生き抜いてみたいと
思ったりもします。
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このねじり草も茶花の一つです。
若かりし頃、母が欲しい!というので
職場の芝生から密採集しましたが、
すっと抜けなくて、
周りを掘り返してやっと根っこごと
採集して、我が家の庭にお迎えしました。
根を張っているしっかりした
ねじり草が大好きです。
そして、この方の
優しさにもいつも心を寄せて
そして、温めていただいています。
私から小さな物語のプレゼントを
ありがとうの代わりに
お届けします。
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私、てんとう虫のドットちゃんです
実は私には大好きな散歩コースがあるんです
それはね、ねじり草っていう
ぐるぐる巻きのお花の上を
てっぺんまで登ることなの
そのお花の階段を登っていくと
空がとっても青くて
気持ちがいいんだ
でね、ゆっくり登っていくと
なんかげんきになるんだよ。
魔法の花だと思うんだ
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ねじり草の花言葉、それは
思慕
この花言葉は、
万葉集で詠まれた根都古草(ねつこぐさ)に
ちなんでいるそうです。
芝付(しばつき)の 御宇良崎(みうらさき)なる 根都古(ねつこ)草(ぐさ) 逢ひ見ずあらば 吾(あれ)恋ひめやも
「あなたと逢うことがなかったら、こんなに恋しく思うだろうか」
根都古草(ねつこぐさ)が
ネジバナ(捩花)であるという説があり、
その花言葉がつけられたそう。
この花言葉、ねじりさんに
すごくピッタリで、
ねじりさんがいろんな方を
思い、慕う(想いを寄せること)
で優しさが生まれてくるのかなって
いただくコメントもそうですが、
noteで書いていらっしゃることも
そして、他の方のnoteで拝見するコメントも
全部全部 優しい♡
それで私まで嬉しくてあったかくなる♡
なんて素敵なんでしょう。
というわけで、今日はねじりさんへの
感謝のnote
を書きました。
日本は深夜ですね。
真夜中のラブレターです♡
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中学生の時から結婚するまで
10年以上、華道を習っていましたが
お茶は華道の先生がお正月にしてくれる
お点前くらいしか知りません。
華やかな自由花よりも、
お正月のお稽古はじめに生ける
オモト、が好きでした。
まだまだ知らない茶花もいっぱい。
これからも野や山の小さな花に
たくさん出会いたいな。