横断歩道で止まっているカップルがキスをしている。 イルミネーション輝く道を歩いて私は料理屋さんのアルバイトに向かう。寒くなってから案の定というか調子が悪く、寝込んでばっかりだった。ダウンを着て久しぶりに出た街は輝いていた。 同じ通りを少し南に下ったところで今、高校の同級生は婚約指輪を買っているらしい。 「あぁ、私も普通になりたい」 病気になってからこの台詞を何回頭の中で吐いては消しただろう。街行く皆が羨ましく思える。 実際は皆100%幸せなわけではなくて、仕事や家庭
忙しいとき、やっぱり余裕がなくなって人に優しくできなくなる。余裕って大事だ。 明日はちゃんと休もう。
歯磨きが苦手だ。 元気な時もそうでないときも。「風呂キャンセル界隈」が流行っているけど、私はどちらかというと「歯磨きキャンセル界隈」かもしれない。 お風呂は勢いで入れるのだが、その勢いのまま服を着てリビング(もしくは布団)に戻りたい。だから歯磨きをキャンセルすることは結構よくある。 スキンケアも最低限だ。生まれつき肌が弱くて決まった化粧品しか使えない。それを全身に塗りたくって終わる。髪も昔から自然乾燥派だ。 「歯磨きは夜だけのものじゃないよ」 知ってる。世の中にはお
「結婚式の後、高校のメンバー集めて二次会しようと思ってます!」 クラス内で2人だけの女子という高校受験用の塾の狭い教室から、同じ高校に進み、同じ青春を辿った、親友と呼べる友達のうちの一人からきた連絡。 「結婚式の後、新幹線で帰ろうと思ってて、二次会は不参加でお願い!」 私の返事はこうだ。 結婚式の返事はもちろんOK。おめでたい。スタバで彼女に彼氏ができないという悩み相談を受けてから早10年、同棲中の家にも泊めてもらったことがあるので結婚相手も知っている人だ。良い人だ。
趣味はたくさんあるけれど どれもしたいときがたまにある。 そういうときには「したいことリスト」を見るようにしている。 自分の好きなことが詰まっている。 ご自愛
なにがきっかけだったのだろう。 東京で大学生活を送りながら、大阪の実家に花を毎月送っていた。 自分で買って送っていたわけではない。サブスクだ。 毎月ポストに投函されるらしい(母親談)。 バイト生活の大学生でもできたので、興味がある人はおすすめです。 さあ、実家に帰ってきてそのサブスクも止めてしまった。 もともと植物好きな母親ではあるが、花瓶に生ける花ではなく、 鉢植えで育てている。もちろんそれも綺麗だけれど、花瓶に生けられた花にしかない美しさがやはりあるように思う。