矢口れんと 2020年3月11日 07:11 日比野は立ち止まり黙祷を捧げた。バイトに向かう道すがら。留年太郎の万年皿洗い。あの日から、何か出来るようになったわけでも、何か言えるようになったわけでもない。でもな、こうして生きているのは……日比野はゆっくり目を開き、そのひと足を踏み出した。誰もが願った平凡な日常へと。 いいなと思ったら応援しよう! ご支援頂いたお気持ちの分、作品に昇華したいと思います! チップで応援する #日記 #詩 #日常 #ポエム #140字小説 #311 #黙祷 #ひねくれ大学生日比野くんの日記 25