メガネとマスクとコロナの関係
先日、マスクによるメガネの曇り問題について考える機会がありました。
正直言って、メガネの曇りとか含めて嫌な人は着けないでも良いと思っているのですが、私の会社では業務上マスク必須の方もいるのですね。
必須でない方に関しては全然ノーマスクでいいんですけどねー。
ただ、濃厚接触者の定義にマスク関連の条件があるんで、ポーズだけでも着けて貰えると管理側からすれば助かる部分はあります。(何も言わなくても皆自主的に着けてますが。)
それはともかく、メガネの曇り問題に絡んでマスクの効果について多少思いついたことがありましたので、記事にしたいと思います。
(ちなみに私はメガネを着けていません。)
◆ノーズパッドはいまいちだった
メガネをしていないくせに個人的にほぼ必須アイテムとなっている『フィッティ・ノーズパッド』。
その素晴らしさに感動して興味のありそうな人にはタダであげたりしてたのですが、メガネの曇り対策として私のまわりでは実はいまいちでした。
『メガネの曇り軽減!』とあるとおり、マスク上部からの漏れを防ぐのは有効で、アマゾンレビューも悪くないです。
何がいけなかったのかというと、単純に邪魔になるようなのですね。
ノーズパッドで出っ張るので、その上からメガネを着用することが困難。(メガネの形状・大きさにもよるのでしょうが。)
実際ほとんどの人にとっては以下の画像のようにマスクをメガネで抑え込むスタイルに慣れておりこれがベストらしいです。
ノーズパッドを使った場合、マスクの上にメガネを重ねることが難しいことから、自然とノーズパッドの位置が鼻の下のほうになり、隙間を塞ぐ機能が弱くなる。という結果になるらしい。残念。
(上の画像はノーズパッドを使用しながらも、その上からメガネで抑えつけられていますが、パッドが薄くないとこうはならないはずです。)
メガネ曇り対策について調べるとティッシュを挟むとかマスク上部を折り返すとか色々とあるようですね。
しかし、私の周りのメガネ着用者からしたらそういう小細工は面倒らしく、出来るだけノーズフィッターの形状保持力の高いマスクを使い、あとは曇り止めでなんとかする、というので妥協しているようです。
◆メガネ着用者はマスク着用スキルが高いのか?
実際のところ、世の中の多くのメガネ着用者がどんなふうにどんなマスクを着けているのかが気になり、駅や繁華街等でなんとなく観察してみました。
成人を対象に50人くらいは見たと思いますが、体感5割以上はマスクをメガネで抑え込むタイプの着用スタイルでした。
私はマスクオタクなのでメガネ関係無く『鼻脇の隙間に注意するべし!』と、今までのマスク関連記事で度々言っていたものですが、多くのメガネ着用者はそれが出来ているのかもしれません。
まあ、それをしないと曇るので死活問題なのでしょうが、マスク選定も含めてメガネ着用者は正しくマスクを着用出来ている可能性が高そうです。
◆インドと中国のデータは正しかったのか?
結構前、たしかインドと中国だったと思うのですが『メガネ着用者のコロナ感染率が有意に低い』という記事を見たことがあります。
記事内では、メガネにより飛沫を防いだり手で目を触ってしまう機会を減らすなどの効果から、目からの感染リスクを低下しているという趣旨が説明されていました。
しかし、多くの人がマスクをしている状況では飛沫のリスク自体が低いと言えます。また、目を触る機会なんてそれほど多くありません。(メガネ外して目を触ったりしてるのよく見ますし。)
それに、目からの感染リスクが高いのだとしたら、より多くの人に結膜炎の症状が出ていてもおかしくない気がします。
もしかしたら、メガネ着用者は漏れ対策が比較的出来ていてエアロゾル感染リスクが低いのだろうか。などと思った次第。
◆おわりに
まあメガネ着けてたところで外す機会は多いでしょうし、あまり関係無いですかねー。
とはいえ、個人的に花粉対策としてマスクは超効いています。
隙間が気になるかたは『フィッティ・ノーズパッド』おすすめですよー。
なお、100均(ダイソー)で以下のような薄いノーズクッションが売っていましたので、メガネの方はこちらを試してみるのも良いかもしれません。
ではでは皆さん、無理のないマスク生活を!