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初投稿と読書note~レインツリーの国

初めまして。
平日は仕事をしているので、本を読むスピードはゆっくりです。

2年前から読書や日記を書くことが趣味になりました。
本を読み自分じゃないものになれる時間、出会える時間と、
日記を書くことで自分と向き合う時間、がわたしの好きな時間です。

去年はたくさんの本を読むことが目標でした。
2025年新たにやりたいことは、本の感想を言葉に残すことです。
そのためにこのnoteアカウントを作りました☆

わたしの感じたことを言葉に残したいという思いから作成しました。
共感したり何か感じてもらうことがあればそれはすごく嬉しいことですが、うまく言葉にできていなかったり、ずれていることもあると思います。
軽く受け流してください!


レインツリーの国 有川 浩

 ひとみのようにハンデを持って生きている人間も、自分も健常者と同じように生きたい、生きているように見せたい、と思うのに、でもどこかでそれを理由にして自分なんて…自分にはできない、と言い訳をしたり逃げてしまう。私自身、他人の幸せをうらやましく思ったり、”わたしなんて…”という考えになってしまうことも多々ある。
 この本を読んで気づかされたのは、他人の見えてる部分は一部ということだ。なんでこんなにいい子なんだろうって人だって、強く見えてる人だって、完璧な人っていないんだろうなって。そのほうが人間らしくておもしろい。これからも、大丈夫だ~って自分に言い聞かせて生きていく。
 この2人の関係うずうずしながらドキドキしながらどんどん引き込まれていった。伸行は気を使うとかなしでどんなことも伝えてくれる。キツめに聞こえる関西弁を使いつつも、わたしにはどれもきれいに響いてくる言葉だった。こういう言葉の伝わり方ってひとみにとって初めてで、それがとても2人には合ったのだろう。2人がレインツリーの国で出会えてよかった。
 ハンデをもった人でもいろんな考え方を持っている。決まった向き合い方はない。その一人と真剣に向き合うことで生まれる繋がりを大切にしたい。

ハンデという言葉を使い、いい気持ちのしない方がいたら申し訳ありません。作品中でもそういった言葉の表現があったので使わせていただきました。


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