バックハウスの「テンペスト」が好き!
◆今年2020年はベートーベン生誕250周年!
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ベートーヴェンピアノソナタ 17番 〈テンペスト〉
ヴィルヘルム・バックハウス
BEETHOVEN
THE PIANO SONATAS NO.17 "TEMPEST"
WILHELM BACKHAUS
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レコードを買ってじっくり聴いたのは高校生の頃、、、ずいぶん昔のことです。
「テンペスト」という曲が好きで(きっかけは忘れましたが幼少期にピアノ教室に通っていた関係かも)
中古レコード店でその曲を探して、手頃な値段でなんとなくよさそうという理由だけで買った2枚組のLPレコード。
それがバックハウスの演奏する
『ベートーヴェン3大ソナタ/ヴィルヘルム・バックハウス <テンペスト>、<ワルトシュタイン>、<告別>』
(↓↓↓ Amazonで同様のCDが発売されていました。【生産限定盤】【ベートーヴェン生誕250周年】とのこと)
◆初めて感動したものがベースになる
その後、他の演奏家の「テンペスト」を聴いても、バックハウスに戻ってしまいます。「やっぱりわたしにはこれがいい!」って。
高校のとき、姉の部屋にあるレコードプレーヤーにこっそりレコード盤を乗せて、ヘッドホンのコードをいっぱいに伸ばして廊下で聴いた「テンペスト」
20分以上。じいっと聴きました。有名なのは第3楽章ですが、第1楽章から全部通して聴くのが一番いいと気づかされました。
<ワルトシュタイン>も<告別>も合わせて好きになりました。すばらしくいい買い物だったんですね。。。
当時を思い返すとあのクリーム色で少し古びたレコードジャケットのほこりっぽい匂いがフーッとよみがえってきます。
わたしはクラッシック音楽は全然詳しくないし、演奏のよしあしも素人の主観直感の判断ですが、一番初めに心を奪われたバックハウスのピアノは骨太な感じでじんわり染み入ってくるような、
わたしにとっては父性的な印象が強くて、何年何十年経ってもそこに帰っていきたいと思える音楽です。
あとから知ったのは、バックハウスはベートーヴェン、ツェルニー、リストの直系の弟子で(Wikipediaより)、完璧な技術とドイツの伝統的なスタイルを継承した巨匠であると(Amazon商品説明)。すごいです。
◆趣味でピアノを弾くだけでいい
押入れのどこかに「テンペスト」第3楽章の楽譜がしまってあるはずです。20代の頃にひととおり先生に習って、でもうまく弾けなかったけど、ぼろぼろになって、、、いやそれほどまでじゃないかな。多少使い古し感のある楽譜。
ずっとずっと将来年老いて、、、わたしが死んだら音楽葬で「テンペスト」全楽章をかけてほしい。20代の頃そう思っていました。
譜面を探し出して、キーボードでコトコト弾いてみたいと思います(鍵盤数足りるかどうか。。。)
高望みはしません。そんな必要はない。自分の足元を見ていきます。
芸術を志向する心がちゃんと生きている毎日でなければ、命も生きていくことができないから。